こんにちは!昔懐かしい、みんな大好きなおやつの「気になる!」を追いかける、おやつ探偵兼学生ライターの友近史歩(ともちか・しほ)です。

記念すべきFile.01の調査対象は、子どもの頃に一度は食べたことがある人も多い「ベビースターラーメン」です。昭和から平成、そして令和へと時代が変わっても、幅広い世代に親しまれているお菓子です。

ところが、今回私が見つけた意外な事実は「ベビースターラーメンが実は三重県生まれだった」ということ。

しかも、その始まりは「大ヒット商品を作ろう」という計画ではありませんでした。では、なぜベビースターラーメンは誕生したのでしょうか。そして、どのようにして世代を超えて愛されるおやつになったのでしょうか。これが今回の調査の謎です。 

さっそく、3つの手がかりから謎を追ってみましょう!

🔗今回の調査対象
・名前:ベビースターラーメン
・出身地:三重県
・誕生年:1959年
・会社名:おやつカンパニー
・特徴:ラーメンのような麺を、そのままポリポリ食べるスナック菓子
・仲間:「ドデカイラーメン」・「ラーメン丸」・「ラーメンおつまみ」など

手がかり①「捨てられるはずだった麺」は、なぜお菓子になった?


ベビースターラーメンのルーツは、製粉・製麺業を営んでいた松田産業有限株式会社(現・おやつカンパニー)にあります。

当時、創業者の松田由雄氏は、即席めんの製造過程で廃棄されていた麺のかけらを、「食べられないわけではないのだから、捨てるのはもったいない」と考えました。

そこで、麺のかけらに味をつけて社員のおやつとして配ったところ、「もっと食べたい」「麺のかけらが欲しい」という声が上がるようになったそうです。

社員からの好評をきっかけに、松田氏は「いっそ商品化しよう」と考えました。

ベビースターラーメンは、最初から商品として作られたのではなく、「もったいない」という小さな気づきから生まれたお菓子だったのです。

手がかり②「風変わりなおやつ」はどうやって人気者になった?


商品化のアイデアが生まれたからといって、すぐに人気商品が完成したわけではありません。

「お湯を入れておいしい麺」と「そのまま食べておいしい麺」は別物だったため、材料・麺・味付けなどに、こだわりながら試行錯誤を重ねました。そして、1959年、ついに「ベビースターラーメン」の前身となる「ベビーラーメン」が誕生します。

販売当時は、スナック菓子というものもまだ一般的ではなく、ベビーラーメンは「風変わりなおやつ」と見られ、取引先からもなかなか受け入れてもらえなかったそうです。

ところが、子どもたちはベビーラーメンに興味津々。東海エリアの菓子問屋との出会いをきっかけに、駄菓子屋に商品が並ぶようになると、ベビーラーメンは徐々に日本中に人気が広がります。そして、発売からわずか2年で売上は倍増しました。

ラーメンのような麺をお湯で戻すのではなく、そのままポリポリ食べるというスタイルが、当時の子どもたちにとって新鮮だったのかもしれません。

手がかり③「ベビースター」は、なぜ今も愛されている?


1959年に生まれた「ベビーラーメン」は、1973年に現在の「ベビースターラーメン」へと名前を変えます「子どもたちの中で一番のスナック菓子になってほしい」という願いを込めて、商品名に「スター」が加えられました。

その後もベビースターラーメンは、麺の幅を広げた「ドデカイラーメン」や、一口サイズにギュッと固めた「ラーメン丸」などお客様の声を取り入れながら、変化していきました。

さらに興味深いのが、ベビースターラーメンの主要購買層は40代ということです。

子どもの頃に食べた記憶が強く残っているため、商品を目にすると当時を思い出し、懐かしさから手に取る人もいるそうです。そして、親になった世代が自分の子どもと一緒に食べることで、ベビースターラーメンを食べる体験が次の世代へとつながっています

【調査報告】ベビースターラーメンの3つの秘密


3つの手がかりを追って分かったのは、ベビースターラーメンの誕生の背景と、長く愛された理由です。

原点にあったのは、麺を無駄にしたくないという「もったいない」の発想。今でいうサステナブルに近い考え方から生まれたベビースターラーメンは、子どもたちの支持を集め、時代に合わせて姿を変えながら、多くの人に親しまれる存在になりました。

さらに、子どもの頃に食べた記憶が大人になっても残り、親から子へと食べる体験が受け継がれていることも、長く愛されてきた理由の一つです。

ベビースターラーメンの謎を追ってみると、国民的おやつには「もったいない」という発想と、世代を超えて残る思い出が詰まっていることが分かりました。

【最終調査】あなたも「おやつタウン」で調査してみよう!


ここまで調べてみると、ベビースターラーメンが生まれた三重県を、実際に訪れてみたくなりませんか?

三重県津市には、ベビースターラーメンの世界を楽しめる「おやつタウン」があります。自分だけのベビースターラーメンを作ったり、お菓子について遊びながら学んだり、ベビースターラーメンを使ったオリジナル料理やスイーツを楽しんだりと、子どもだけでなく大人も童心に帰れる場所です。

今回、おやつ探偵としてベビースターラーメンの謎を追って分かったのは、私たちが普段何気なく食べているおやつにも、誕生までの物語があるということ

📌おやつタウン
・📍住所:〒514-1254 三重県津市森町1945-11 
・🔗公式HP:おやつタウン
・🚶アクセス:近鉄名古屋線「久居」駅→おやつタウン前バス停より徒歩5分
・⌚営業時間:10:00~17:00
・📞お問い合わせ(電話):059-255-1082
・🎫入場料金:大人(13歳以上)1,600円、小人(3歳~12歳)1,400円、乳幼児は無料※時期により変動あり、来園予約可能


「ベビースターラーメンって、三重県生まれだったんだ」という小さな発見から始まった今回の調査を通じて、次にベビースターを食べるときには、いつもの「ポリポリ」が少し特別なものに感じられるかもしれません。

さあ、次はあなたの番です。あなたも「おやつ探偵」として、おやつタウンでベビースターのさらなる謎を調査してみてはいかがでしょうか?

参考


公式HP|おやつカンパニー
ウォーカープラス|「ベビースターラーメン」もとは“従業員のおやつ”?全国的大ヒットのきっかけは子供たちの口コミ
J-Net21|「ベビースターラーメン」“もったいない”の心が生んだラーメンスナック
宣伝会議|『子どもたちのお腹を満たしたい』創業者の強い想いがおやつとして形に
PRTIMES STORY|認知率97.8%のロングセラー商品「ベビースター」が挑戦し続けるワケ。~VUCA時代に「ベビースター」が届けたい体験とは~
公式HP|おやつタウン

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