2024年8月16日（金）に、販売管理システムの開発をメインとして、AI（ディープラーニング）とIoTを活用した中小企業向けのソリューションの開発を大学と共同研究している株式会社サンクレエ（北海道札幌市）の新規事業として開発中の高齢者専用ウェアラブルデバイスが北海道新聞に記事が掲載されました。

＜リアルタイムモニタリングと健康管理＞

端末では、体温・心拍数・血圧・血中酸素濃度・歩数をモニタリングし、体調の変化を人工知能（AI）が察知。異常があれば管理者に体調の急変を知らせる。GPS機能で、どこにいるのか確認することもできるため、入居者が施設を抜けた場合に発見に繋げることもできる。

＜今後の展望＞

通信機器と接続せずに使える介護施設向けの腕時計型端末は全国でも珍しいため、通信機器として国の認可を取り次第実証実験を始め、数年後までに数万件規模の運用を目指す。また、高齢者だけでなく、重い基礎疾患がある患者も定期的なデータ測定が必要となるため、医療業界での採用も狙う考え。10月には、シンガポールで現地の介護会社向けに製品を説明する予定で、国内販売と同時に海外での展開も始める考え。特に、先進的な介護技術の導入が遅れる東南アジアへ製品を売り込んでいく。

●smartNexus®care lite（高齢者専用ウェアラブルデバイスによる見守り）
https://www.suncreer.co.jp/service/smartnexus-care/