企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は、北海道内で医薬品や医療機器の卸売業を行う株式会社ほくやく・竹山ホールディングスのグループ会社です。これからの少子高齢化社会は、医療のみならず共に介護も充実させるべきであるという考えのもと2008年に創業いたしました。
現在運営するサ高住では、「入居者さんの自由と尊厳を守る介護」を重んじており、単なる介護施設としてではなく入居される方々が住宅で暮らしている感覚に限りなく近しい暮らしを快適に送ることのできる介護を推進しております。
これからも入居される全ての方が自由と尊厳を持って心豊かに生活されることを願い、その実現のためにさまざまな看護・介護・生活支援のサービスを通して安心・安全な日常生活を支えてまいります。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社の強みは食事時間や外出に関する厳しいルールをできる限り設けず、賃貸マンションのようにお過ごしいただけるサ高住であるということです。もちろん、入居される方のお身体の状態に合わせてという前提ではありますが、基本スタンスとしては自由なサ高住を目指しております。特にいつでも会いに行ける施設環境は、入居されている方はもちろん、ご家族様にも非常に喜んでいただいております。
実は、代表の私自身も以前、母親を介護施設に入居させることを検討する際、施設のルールに母親が馴染めるのかはもちろん、自由な時間に面会にいきたいという想いがありました。弊社の運営するサ高住はゲストの宿泊も可能なため、お孫さんがおばあさんの家に泊まるような感覚で遊びに来ていただいております。
お食事についても、介護食というよりも食事を楽しみにされている方のことを考えておいしさを重視しています。また、病院から退院し、自宅に帰ってきた時にほっとするような気持ちを抱いていただけるようメニューには配慮しています。
月1回の「わくわくデー」では、通常はひつまぶしの献立が九州産のうなぎの蒲焼を選択できるなど「ちょっと贅沢」という日常の中での幸せを感じていただけるようなイベントも取り入れています。
弊社のサ高住ではお連れ様がお元気であってもご夫婦で入居していただけます。介護が必要な部分はこちらでサポートしながら、ご夫婦の生活を維持していただけるような設備が整っていることも弊社の大きな特徴です。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た北海道地域の魅力について教えて下さい。
北海道は自宅の雪かきが高齢になると大変であるという理由から集合住宅に移る方も多いほど、雪がよく降る地域です。札幌市内の集合住宅は、首都圏より家賃も安いところが多く、医療機関も充実しており安心なため、最近では北海道に移住し、本州から親御さんをお呼びして弊社のサ高住に預けられる若い方も増えてきております。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
現在、昨年新築した介護と医療が一体となった新施設の運営を進めており、看護職、介護職のどちらの職種も募集しております。
弊社では、以前は利用者の方が分かりやすいように職種ごとに異なる色のユニフォームを着用していました。看護小規模多機能型居宅介護事業所を併設する当館では、看護師、介護士が一体となってサービス提供することに加え、入居者さんがどのスタッフにでも相談しやすい環境をつくるために介護も看護も住宅職員も同じ制服を着用しております。
弊社といたしましては、入居される方の自由と尊厳を守り、ご希望にできる限り添うことのできるような柔軟な発想をお持ちの方に来ていただきたいです。入居されている方それぞれのご意向を理解し、それに合わせてサポート方法を変えて実行することは難しいことではありますが、それ以上に大きなやりがいがあります。弊社に興味をお持ちになった方はぜひご応募ください。
ひとを知る
代表取締役
小林隆聖
一橋大学卒業後、シカゴ大学経営大学院にてMBAを取得し外資系証券会社に勤務。その後独立し、大学病院の資金調達に関するプロジェクトなど医療法人向けの経営コンサルタント業を営むうち、現在の株式会社ほくやく・竹山ホールディングス社長と懇意になり入社。医薬品卸・医療機器卸をメインとする同社グループにて新規戦略として介護分野に参入し、自分の親を預けられる理想の高齢者住宅を造るべくグループ内起業し、現在に至る。
SDGsへの取り組み
- 【3】住み慣れた地域で安心して生活が続けられるよう訪問介護サービス・訪問看護サービスを提供しております。また運営するサ高住では、地域との結びつきを深めるために町内会活動にも参加しております。
- 【5】弊社グループでは従業員一人ひとりの人権を尊敬し不当な差別などの人権侵害行為をしないことなどを宣言した「ほくたけ人権尊重宣言」のもと、男女の区別なく従業員一人ひとりが能力を発揮できる職場環境整備に取り組んでおります。
- 【8】労働集約型産業である介護業務におけるイノベーションの導入をはじめ、ロボットやDX推進による効率化を推進するべく施設にさまざまな新技術の導入を進めております。
- 【10】複数の大学の看護学科の実習を受け入れ地域の人材育成に協力しているほか、特定技能外国人制度に基づき外国人の介護職採用も積極的に行なっております。
- 【11】その方の健康状況に応じたさまざまのタイプのサービス付き住宅施設を提供しております。歳を取っても住み慣れた街でご自身らしく生活できる空間の提供を行います。
- 【13】グループ全体で、気候に関する災害や自然災害等に対してマニュアルの整備や防災備品の整備、非常電源や緊急通行車両の登録など、さまざまな備えを行っております。またサ高住にはEV充電スタンドを備えた施設もあり、より環境に配慮した設備の設置にも取り組んでおります。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社 モルス |
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所在地 | 〒060-0006 北海道札幌市中央区北6条西16丁目1番地5 |
創業年 | 2008年創業 |
代表者 | 代表取締役 小林隆聖 |
事業内容 |
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