企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
1950年に着物の織り柄の型である「紋紙」を作る会社「江原紋工所」を創業し、1963年にその紋工の技術を活かし、織機の導入を機に会社を設立いたしました。新しい産業を生み出せる会社でありたいという想いから、「江原産業」という会社名を採択しております。現在は約80台の織機を保有し、年間約18000反の着物生地を製造可能です。2022年にはこの着物で培ったシルクジャカードの技術を世界に発信するためにシルクブランド「create ebara」をスタート。洋装やインテリアなど、世界に存在しないシルク製品を創り出しております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
弊社は日本最大のシルク産地、丹後にあるほぼ全種類のジャカード織機を保有し、デザイン・紋紙・製織・製品作りを一括して行っているシルクジャカードに長けた会社です。着物の製織・撚糸・精練・ジャカード技術を活かし、製織メーカーならではの開発力でシルク100%の織(布帛)のTシャツやパーカー、ダウンジャケットなど唯一無二のシルク製品を創造しております。またアパレル業界では「絹紡」をメインに使っているのに対して、弊社では繭の一番良い部分である「生糸」を用いてシルク100%のアパレル製品を創り出していることも大きな特徴です。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た京都地域の魅力について教えてください。
本社とショールームのある「丹後」は京都府北部エリアの総称で、海や山に囲まれた自然豊かな地域です。日本三景の1つである「天の橋立」や現在、伊勢神宮に祀られている「天照大神」や「豊受大神」がいらっしゃったとされる「元伊勢籠神社」などのパワースポットもございます。また漁師町から始まった丹後ならではの観光地「伊根の舟屋」や日本の夕日100選にも選ばれている「夕日ヶ浦温泉」など、癒しスポットも豊富です。そして丹後は日本最大のシルク産地であり、今でも着物の生地の約70%は丹後で作られていることから、シルクに特化した地域です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
着物や伝統産業、織物が好きで日本や地域、世界に貢献したいと考えている方に来ていただきたいです。特に日本の良い技術で世界の方々が喜ぶ製品を創りたい・販売したいと思える、英語などの外国語が堪能な方は大歓迎です。弊社はデザイン・製織・型づくりなどの職人の分野や、ショールームで働く販売・接客・サービス・広報など、多岐にわたって活躍できる場があるため、それぞれの長所を存分に活かして働くことができます。日本の技術を活かして新しいことに挑戦する弊社の理念に賛同していただける、前向きで情熱のある方は是非お越しください!
ひとを知る
代表取締役
江原英則
1972年1月1日生まれ。大阪学院大学を卒業後江原産業に入社し、2016年に代表取締役社長に就任。2022年にシルクブランド「create ebara」をスタートさせる。着物のシルクジャカードの技術で、世界に存在しないシルクテキスタイルやシルク製品を創り出し、日本ブランドを世界へ発信している。
プレスリリース
SDGsへの取り組み
- 【8】製造メーカーや職人が尊重される働きがいのある会社を目指して世界の方々が喜ぶシルク製品を創り出し、経済成長に貢献していきます。
- 【9】着物のシルクジャカードの技術で世界の方々が喜ぶシルク製品を創り出し、日本にそして世界に新たな産業を生み出す努力をします。
- 【11】世界中の人々が、ショールームに来ることにより、宿泊、食事、観光などで町が潤い、自然の中で皆が生き生きと住み続けられる、まちづくりを目指します。
- 【12】余ったシルク製品をもう一度シルクの糸に戻し、そしてまた新たなシルク製品を創り出す技術を開発しております。
企業プロフィール
企業名 | 江原産業株式会社 |
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所在地 | 〒629-2402 京都府与謝郡与謝野町字算所30-1 |
創業年 | 1950年創業 |
代表者 | 代表取締役 江原英則 |
事業内容 |
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