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こんにちは〜!学生ライターの彩希です。
突然ですが、皆さん釣りはお好きですか?
私はせっかちなので、魚が引っかかるまでの待ち時間を耐えられない気がしてまだ挑戦できていないんですよね💦
老後にやりたいなと思っていることのひとつです!
そこで今回は山口県で行われている、とある「動物」を用いた超ダイナミックな伝統漁法をご紹介します🎣
夏の風物詩「錦帯橋のう飼」🎐
鵜飼いは古くから日本や中国で行われてきました。
日本で最も有名な岐阜県・長良川の鵜飼いは、約1300年前から続いています。
「錦帯橋のう飼」の起源は今から約380年前とされていて、長い歴史の中で一時中断していましたが、昭和27(1952)年に復興され現在に至っています。
現在行われている鵜飼いは、かつての伝統をできる限り再現したもの。
江戸時代の人々が眺めた幻想的な風景を現代の私たちも眺めることが出来るなんて、
すごくロマンチックですよね・・・!
そして山口県岩国市の錦川に架かる、長いアーチで有名な錦帯橋(きんたいきょう)では、
6月1日から9月10日の期間限定で、錦帯橋の夏の風物詩・鵜飼を遊覧船から観賞出来るイベントが開催中です🎉
その名も「錦帯橋のう飼」。
1673年に錦帯橋を建造した岩国藩主・吉川 広嘉(きっかわ・ひろよし)公も愛でたとされる錦帯橋の夏の風物詩なんですよ✨
ここからは伝統漁法である鵜飼について、詳しくご紹介していきます!
そんなのアリ!?常識破りな伝統漁法のナゾに迫る🦅
「鵜飼(うかい)」とは、「鵜(う)」という鳥を使って鮎などの魚を獲る伝統的漁業です🐟
「鳥を使って魚を捕る?🤔💭」
あまりイメージが湧きませんよね。
鵜飼いではなんと、鵜に一度魚を飲み込ませて、それを後から吐き出させているのです!!
「鳥に魚を吐き出させるってどういうこと!?」
ちょっとびっくりですよね。私も最初、「鵜がかわいそう💧」と思ってしまいました。
でも実はこれ、鵜の習性をうまく利用した、長い歴史のある漁法なんです。
鵜には外敵から逃げる際に捕らえた魚を吐き出す習性があります。
そこで鵜匠(うしょう)と呼ばれる漁師さんが、大きな魚だけが鵜の首で止まり、小さな魚はちゃんと飲み込めるように喉に紐をくくりつけ、後から魚を吐き出しやすいようにしているのです。
これなら安心ですよね!
夜、暗い川に船を出し、舟先に取り付けた篝火(かがりび)🔥で水面を照らして鮎を驚かせます。こうして動きが鈍った鮎を、鵜がパクッ!と捕らえるのです。
そんな迫力満点のシーンを間近で、
しかも美しい5連アーチの錦帯橋と一緒に眺められるのが「錦帯橋のう飼」。
ここでしか楽しめない幻想的な光景にきっと驚かされるはず👀✨
料金や予約について
【運航期間】令和7年6月1日(日)~9月10日(水)
【運航時間】19:00~21:00
【料金】大人(中学生以上)3,500円
小人(3歳~小学生)2,000円
【お問合せ】(一社)岩国市観光協会鵜飼事務所 TEL:0827-28-2877
【HP】遊覧のご案内 | 錦帯橋 鵜飼(う飼、うかい) 山口県岩国市
ご予約はこちらのサイトからどうぞ!
https://ukai.iwakuni-city.net/#calendar
景色だけじゃない!「錦帯橋のう飼」では食事も楽しめる
また、船には食事の持ち込みが可能なだけでなく、山口県の郷土料理・岩国寿司や錦川の鮎の塩焼きなどが入った色とりどりで豪華なお弁当🍱やお酒🍺も注文できます!
是非、おいしい食事と遊覧船からの幻想的な風景を一緒に楽しんでください✨
食事メニューはこちらから見ることができます!
お食事・お飲み物 | 錦帯橋 鵜飼(う飼、うかい) 山口県岩国市
ゆかたDAYで夏の思い出を作ろう👘
こちらの「ゆかたDAY」とは、浴衣を着ているとお弁当とお茶付きで、「錦帯橋のう飼」に通常よりもお得な料金で乗船可能になるという非常にお得なプランです👏
2025年の開催日程は下記の通りです。
【錦帯橋のう飼「ゆかたDAY」日程】
6/7(土)、13(金)、21(土)、27(金)
7/1(火)、9(水)、17(木)、28(月)
8/6(水)、27(水)
【料金】
乗船料+お弁当代+お茶代(自前の浴衣を着て乗船)
大人(中学生以上) 4,500円(税込)
小人(3歳~小学生) 3,100円(税込)
※浴衣のレンタルはなく、自前の浴衣が必要なのでご注意ください⚠️
原則予約制なので、こちらのサイト⏬から乗船希望日の6日前(土日祝を除く)までにご予約をお忘れなく!
https://ukai.iwakuni-city.net/#calendar
おわりに
いかがでしたか?
せっかくの夏休み、浴衣を着て夏限定の幻想的な風景を眺めながら船に揺られたくなったのではないでしょうか!
花火大会などは夏の風物詩として定着していますが、遊覧船から鵜飼いを見る体験はレアですよね!
この夏はぜひ山口県に足を運んで、忘れられない思い出を作ってくださいね✨
「錦帯橋のう飼」アクセス情報
【錦帯橋畔までの所要時間】
・新岩国駅(新幹線)より、タクシーで約10分・バスで約15分
・岩国駅(JR山陽線)より、タクシーで約15分・バスで約20分
・山陽自動車道岩国ICより、お車で約10分
・岩国錦帯橋空港より、タクシーで約20分・バスで約30分
駅や空港から錦帯橋までは距離があるので、バス・車・タクシー等の利用が必要です。
鵜飼い乗り場のテントは錦帯橋左岸にあります。
錦帯橋バスセンターと下河原駐車場も同様です。
バスでお越しの際も、お車でお越しの際も、錦帯橋を渡る必要はありません。
公共交通機関でお越しの方は、錦帯橋バスセンターに到着後階段を下ると、大きく「う飼」と書かれた白いテントを発見できます。このテントが鵜飼い乗り場です。🛶
お車でお越しの方は下河原駐車場に車を停めた後、上流に向かって川沿いを歩き、錦帯橋の下を渡ると、鵜飼い乗り場のテントにたどり着きます。
錦帯橋バスセンター1階の窓口で受付を済ませた後、19時までに指定された船にご乗船ください。
参考
・遊覧のご案内|錦帯橋 鵜飼(う飼、うかい) 山口県岩国市
https://ukai.iwakuni-city.net/%E9%81%8A%E8%A6%A7%E3%81%AE%E3%81%94%E6%A1%88%E5%86%85/#ukai
・錦帯橋のう飼|岩国観光振興課ー岩国 旅の架け橋
https://kankou.iwakuni-city.net/events/%E4%BB%A4%E5%92%8C%EF%BC%97%E5%B9%B4-%E9%8C%A6%E5%B8%AF%E6%A9%8B%E3%81%AE%E3%81%86%E9%A3%BC?utm_source=chatgpt.com
・鳥と人との協業ー鵜飼いにまつわる歴史と文化を紹介
https://cpcp.nich.go.jp/modules/rblog/1/2023/11/02/blog150/
・ぎふ長良川鵜飼
https://www.google.com/url?q=https://cool-gifucity.jp/article/experience/p7295/&sa=D&source=docs&ust=1753250687829222&usg=AOvVaw34P-A8PQ_ezIUxsq0XoSHh
・錦帯橋のう飼「ゆかたDAY」|岩国観光振興課ー岩国 旅の架け橋
https://kankou.iwakuni-city.net/events/%e9%8c%a6%e5%b8%af%e6%a9%8b%e3%81%ae%e3%81%86%e9%a3%bc%e3%80%8c%e3%82%86%e3%81%8b%e3%81%9fday%e3%80%8d-2
・アクセス情報 |錦帯橋 鵜飼(う飼、うかい) 山口県岩国市https://ukai.iwakuni-city.net/%e3%82%a2%e3%82%af%e3%82%bb%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%83%e3%83%97/
・鵜飼乗り場までのご案内
ba551f420c79d80940afb70f380b18c2-2.pdf
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