こんにちは。学生ライターのさやかです！

今回私が皆さんにご紹介するのは、石窯ピザとカフェのお店。
和歌山県海南市にある「REI CAFE」です。

こちらのお店ではほっとするような温かい雰囲気の中、美味しいお食事や飲み物を楽しむことができます。

それではさっそく、「REI CAFE」の魅力について見ていきましょう！

お店のこだわり

「REI CAFE」の店名の由来は、数字の零（れい）。
そこには二つの想いが込められています。

まず一つ目は、人と人の縁をつないでいく場でありたいというもの。
文字変換をしていくと『零』ゼロ→『◯』まる→『円』えん→『縁』となることから、人々の縁を繋いでいくお店としての運営を目指しているんだそうです。

例えば人と地域をつなぐため、地域の特産品を使ったメニュー開発などの活動をしているそう。その功績から、近畿農政局（関西）からは「地産地消活動」、和歌山県からは「プレミア和歌山」、海南市からは「こだわりブランド」の認定証を授与されているメニューがあります。


二つ目に込められた想いは、いつでも初心を忘れないように、というもの。
数字の零は原点を表し、悩んだり迷ったりしたときにはいつでも原点に立ち返ることができるように、とのことです。

元々はイタリアンレストランでアルバイトしたり、病院食を提供する会社で働いていたオーナーさんですが、一念発起で独立し、この「REI CAFE」を開いたそうです。
開店一年で火事に見舞われるなどの困難を経験しながらも、周囲の助けもあって営業再開し、2023年現在開業11年目になります。

おすすめ来店時間

お客様の年代は様々。地元に根付いたお店なので、地域の方が多く来店されるそう。
ピザとパスタメインのお店なので、お昼時は混むことが多いそうです。

営業時間にかかわらずピザ生地が無くなり次第営業終了なので、予約をしておくと安心です。

おすすめメニュー

ここ「REI CAFE」では、オーナーさんのイタリアンレストランで働いていた経験を活かした美味しいピザやパスタが楽しめます。

以下ではお店の看板メニューをご紹介します！

マルゲリータ(ランチはドリンク、サラダ付き/1300円+税)

まずご紹介するのは、マルゲリータ。

こちらのマルゲリータ はあっさりしていて香り高く、オーナーさんの生地に対するこだわりをしっかり味わうことのできる定番メニューです。

「REI CAFE」のピザは生地作りにこだわっていることが特徴です。
独自配合の小麦粉、水、天然塩、イーストのみで2日間の低温長時間発酵を行うことで、香り、食感が唯一無二のものとなっています。

お喋りに夢中になっていて冷めてしまっても美味しく食べられるよう、食感を考慮し、その都度その都度焼き加減を調整するなど、随所にオーナーさんのピザ生地へのこだわりを感じることができます

友人同士でついつい話が長くなってしまっても大丈夫！
「REI CAFE」のピザならいつでも美味しく頂けます。

カフェラテ(400円+税)

続いてご紹介するのはこちらのカフェラテ。

コーヒー豆はオーナーさん自ら何種類も試した末に見つけた、カフェラテに合うコーヒー豆を使用しています。
その美味しさは自分自身でぜひ味わってほしい、とオーナーさんはおっしゃっていました。

またラテアートも楽しむことができ、季節・イベントごとに違った絵柄で提供されます。
ラテアートを担当するスタッフさんごとに可愛いらしいもの、シックなもの、と得意なラテアートがあるそうなので、その違いを楽しむのも良いですね。


こちらのカフェラテを注文したら、そのカップにも注目してみてください。
なんとこちらは、イタリア製の陶器カップに地元海南市の産業「漆塗り」を施したもので、「REI CAFE」独自のカップなんです。

コーヒーの味はもちろんその見た目でも楽しめる、一石二鳥のメニューです。


今回ご紹介したのはマルゲリータとカフェラテのみですが、細々とこだわっているので正直おすすめを選ぶのは難しい、とオーナーさんはおっしゃっていました。
スタッフさんの間でも、どの料理も美味しいと好評なんだそうです。

皆さんもぜひ実際に足を運んで、こだわりの品の数々を体験してみてくださいね。

おわりに

取材時に印象的だったのが、オーナーさんの「楽しい」という言葉。
コロナ禍でも、どんなに忙しくても、毎日楽しいんだそう。

つらい時でも、楽しい・嬉しいことを忘れないというのがいつでも楽しくある秘訣なのだろうな、と取材をしていて感じました。

そんなオーナーさんの人柄のおかげか、お店のリピート率は非常に高いそうです。
何度でも行きたくなるようなお店なんですね。

「来店してくださるお客様に対しては、感謝の言葉しかない」とオーナーさん。

皆さんもぜひ一度、「REI CAFE」を訪れてみてください。
その温かく明るい雰囲気の中で楽しむ食事は格別に感じられること、間違いありません。