- エリアトップ
- 地域を楽しむ
- 地域を知るメニューを閉じる
「一国一城令は1615年に江戸幕府が出した「1つの国に城は1つだけ」と大名に命じる法令!これ、テストに出ます」
塾講師として社会を教えている伊藤夏歩(いとう かほ)です👩🏻🏫
この法令に影響を受けたお城の1つに、山口県岩国市のシンボル 岩国城があります。
今回は岩国城の歴史と、2通りの楽しみ方をご紹介したいと思います✨
では岩国城を最大限に楽しんでいただくべく、まずは歴史を見てきましょう🔍👀
岩国城の歴史と城内の激アツポイント💥
岩国城は山口県岩国市横山にある、日本の城100選に選ばれた山城です。
眼下を流れる蛇行した錦川(にしきがわ)を天然の外堀とし、標高約200mの横山に位置しています。
しかし、現在のお城は昭和37(1962)年に再建されたものなのです。
元々は、初代岩国藩主 吉川広家(きっかわ ひろいえ)によって慶長13(1608)年につくられました。
「桃山風南蛮造り」という最上階が下の階より大きく張り出した珍しい造りでしたが、築城後わずか7年で「一国一城令」により取り壊されてしまったのです。
珍しい構造といえば、近くには日本三名橋 錦帯橋(きんたいきょう)もあります。
錦帯橋については、同じくMade In Localの学生ライター 彩希さんがまとめています。
こちらも併せてお読みください🎶
🔗:【長~い歴史・長~い橋】日本三名橋・錦帯橋の350年
岩国城のお話に戻りまして……
続いては城内のオススメポイントをご紹介します!
天守閣は外だけでなく内もアツい!
天守閣の外は展望台になっており、岩国市の眺望を楽しむことができます。
お天気にもよりますが、吉香公園や錦川と錦帯橋、岩国錦帯空港、瀬戸内海の島々などを見ることができるそうです。
一方、天守閣内は展示室を兼ねており、錦帯橋の精密模型、写真、武具や甲冑などを見ることができるのです👀✨
歴史好きの方はもちろん、そうでない方もこれを機に岩国城博士になってみませんか。
御朱印ならぬ御城印がアツい!
御朱印とは神社やお寺を参拝した証として自社から授与されるもの。
ユニークなデザインのものも多く、収集を趣味にしている方もいます!
ここ、岩国城では御朱印ならぬ、御城印をお土産として購入することができるのです🏯✨
城主 吉川氏の家紋「輪九曜(わくよう)」があしらわれており、朱色の丸が印象的なデザインで記念になること間違いなし!
1枚500円で、1人5枚まで購入可能。
来場者記念のため、岩国城入口でご購入ください🎶
天守閣跡の石垣がアツい!
現在の岩国城は天守閣跡にそのまま再建されたのではなく、市内を眺望できるように南東へ約30m位置を変えて復元されました!
これにより錦帯橋からもお城を見ることができるようになったのです😲
では天守閣跡はどうなったのかというと、石垣部分は当時の岩積み技術のままに修復されているため、当時の様子を見学することができます。
過去の石垣と現在の石垣とを見比べて、時代の流れを感じてみませんか👀💥
📍岩国城
住所:〒741‐0081 山口県岩国市横山3
TEL:0827‐41‐1477
営業時間:9:00~16:45 (入館は16:30まで)
定休日:
ロープウエー運休日はお城も休館日(詳細はこちらから)
料金:大人(中学生以上) 270円 / 小学生 120円
アクセス:JR山陽本線「岩国駅」よりバス約20分「錦帯橋」下車→徒歩約10分→山麓駅よりロープウエー約3分→山頂駅より徒歩約5分
駐車場:有 (詳細はこちらから)
🔗:岩国城 公式HP
皆さん、岩国城について詳しくなり、行ってみたいという気持ちが湧いてきたのではないでしょうか!
ここからは、岩国城への行き方に合わせて見どころをご紹介します✨
まずは歴史を学びながら眺めを楽しみたい方にオススメのコースです。
コース① ロープウエーでお気軽に🎶
👀眺めがイチオシ!
岩国城ロープウエーは15分おきに運行しており、吉香公園前の山麓駅から山頂駅までを約3分で結んでいます。
移動中は、音声ガイドで岩国の歴史を学びながら、岩国市の眺望を楽しむことができるのです👀✨
繁忙期には待ち時間が発生することもありますが、山頂駅前には遊具や休憩所、展望台などがあるため、ゆったりと待つことができます。
また待ち時間に聴けるとラッキーなのが、駅前のからくり時計の音!
時を告げるときのみ中の人形が動き、岩国ゆかりの音楽を聴くことができます🎶
ちなみに…このロープウエーの運行は通常17時までですが、年に1度だけ夜間運行される日があるのです。
中秋の名月を山頂から🌕 年に1度の観月運転
毎年、中秋の名月にはロープウエーの運行が21時まで延長され、山頂から月と夜景を楽しむことができます✨
山頂駅横の展望広場では、ミニコンサートや天体観測などのイベントも行われるそうです。
2025年は10月6日が中秋の名月!
🔗:詳細はこちらからご確認ください👀
初めての方も、1度行ったことのある方も、岩国城ロープウエーで特別な体験をしてみませんか。
📍岩国ロープウエー
住所:〒741‐0081 山口県岩国市横山2‐6‐51
TEL:0827‐41‐1477
運転時間:9:00~17:00(毎時0分 15分 30分 45分 発車)
所要時間:約3分
定休日:こちらからご覧ください👀
料金:
大人 往復560円 片道 330円
小学生 往復260円 片道150円
アクセス:
🚌バス
JR山陽本線「岩国駅」よりバス約20分「錦帯橋」下車→徒歩約10分
駐車場:有 (詳細はこちらから)
🔗:岩国城ロープウエー 公式HP
続いては自然を間近に感じたい方にオススメのコースです✨
コース② 登山でじっくりと🏔
🌳自然がイチオシ!
岩国城へ向かう登山道は「城山(しろやま)登山道」と呼ばれており、城の外観復元工事の際に、工事用道路として建設されたものなのだとか!
現在、一般車両は通行禁止のため安全に散策することができ、登山道入口から岩国城までは約2.3㎞、約45分で登れるそうです!
頂上まで道が舗装されているため、登りやすいのが特徴。
道中にはベンチや展望台など休憩ポイントがあるのも嬉しいポイントです✨
では登山道ではどのようなものを見ることができるのでしょうか。
登山中に見つけてみてほしいもの3選👀
5月頃 スダジイ・ツブラジイ
どちらも黄色の花を咲かせ、黄色と緑の自然のパッチワークを作り上げます。
季節の移ろいを目で感じることができそうですね。
通年 橋と小さな滝
道中にある、とある橋の脇では小さな滝が見られます。
山の生命力を感じること間違いなし🏔
通年 道に落ちる木漏れ日
道端まで木々が茂っているため、足元には常に木漏れ日が落ちてきます。
見上げるときらきらと光る空を垣間見ることもできます✨
古来から大切にされてきた植生をご自身の目で確かめながら、城に辿り着くまで森林浴を楽しんでみませんか。
📍城山登山道
住所:〒741‐0081 山口県岩国市横山
料金:無料
定休日:なし
問い合わせ:0827‐29‐5116(岩国市観光振興課)
アクセス:
🚌バス
JR山陽本線「岩国駅」よりバス約20分「錦帯橋」下車→徒歩約10分
🚙車
山陽自動車道岩国ICから約15分
駐車場:有 (詳細はこちらから)
終わりに
いかがでしたか。
今回は岩国城の歴史に加えて、2通りの楽しみ方をご紹介しました!
江戸時代にはわずか7年しか見ることのできなかった岩国城ですが、現在は再建された姿を存分に楽しむことができます。
目的や気候によってお好きなコースを選び、岩国城を堪能してください🎶
参考
・岩国城
https://kankou.iwakuni-city.net/iwakunijyo.html
・岩国城
https://otanisanso.co.jp/sightseeing/iwakuni-castle/
・【日本100名城®】山口県・岩国城
https://www.nippon.com/ja/guide-to-japan/castle00135074/
・【山口】岩国城の御城印|販売場所はどこ?いくらで買えるの?
https://gojyoin-meguri.com/iwakuni-castle/
・岩国城ロープウエー
https://kankou.iwakuni-city.net/ropeway.html
・岩国城ロープウエー
https://guide.jr-odekake.net/spot/8889
・岩国城ロープウエー観月運転
https://kankou.iwakuni-city.net/events/%E5%B2%A9%E5%9B%BD%E5%9F%8E%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%97%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%83%BC%E8%A6%B3%E6%9C%88%E9%81%8B%E8%BB%A2
・城山登山道:岩国の観光.com
https://www.iwakuni-kanko.com/kikko/shiroyama/index.php
・錦帯橋・吉香公園付近の駐車場情報
https://www.iwakuni-kanko.com/guide/parking/index.php
エリアから探す
北海道・東北
関東
中部・北陸
近畿
中国・四国
九州・沖縄
お問い合わせ
掲載依頼・取材依頼・Made In Localシリーズおよび地域を代表する企業100選についてのお問い合わせ等、承っております。まずはお気軽にご相談ください。
会社概要
Made In Localは、株式会社IOBIが運営する地方創生メディアです。弊社では現在、事業拡大につき、新卒・中途ともに積極的に採用活動を行っております。 ご興味のある方はぜひご一読ください。
Made In Localは地方創生メディアの運営を通して地域の産業振興や地域間格差の是正に取り組んでおり、「産業と技術革新の基盤をつくろう」・「人や国の不平等をなくそう」・「住み続けられるまちづくりを」の3つのSDGsのターゲットの実現を目指しています。