「自動運転物流のビジネス化」は、今が「卵から雛が孵る」一番大事な時期に差し掛かっています。そこで、ここで改めてビジネス化に向けた諸課題とその解決策について、世に問い直す必要があると考え、全体像を俯瞰的に説明する概要書として上梓致しました。

出版の背景

この度、拙著『今こそ、自動運転物流による列島改造！』を幻冬舎から上梓致しました。

5,6年前から幻冬舎から話はございましたが、現場における関係者様や行政との交渉で明け暮れ、なかなか着手できませんでした。

さて、「自動運転物流のビジネス化」は、今が「卵から雛が孵る」一番大事な時期に差し掛かっています。そこで、ここで改めてビジネス化に向けた諸課題とその解決策について、世に問い直す必要があると考え、全体像を俯瞰的に著してみました。

･･･不思議なことに「自動運転物流」の意味や効果、現時点の技術レベル等を俯瞰的に説明した解説書は、ほとんど存在しません。
従って、専門家以外は政治家から一般民間人まで、その状況を知る人間は限られ、重要性も理解されていないのです。

著書について

物流破綻は日本経済の屋台骨に揺るがすものであり、その打開策である「自動運転物流のビジネス化」は焦眉の急と判断、特に、その土台となるインフラ整備は必要不可欠であると、国の「隊列自動走行プロジェクト」がスタートした2016年から政治家の先生方や関係官庁、自治体、民間企業(デベロッパー・商社・自動車メーカー他)等に唱えてまいりました。

このところ、デベロッパーの方でも「高速道路直結型物流施設」の整備計画が各所で進展しだしたとの発表もなされ、自動運転システム会社でのL4の開発も本格化、さらに、トラックメーカーでは量産化への準備も始まってきました。

とはいえ、漸く「ビジネス化への胎動」が始まったものの、その「卵が孵るのか？」今が一番肝心な状況にあります。

物流は全ての産業・消費経済の血脈(大動脈)をなし、かつ自動車産業は日本経済の最後の拠り所であり、自動運転と電動化は、その生き残りを掛けた闘いの筈です。

しかしながら、国民の意識は薄く、国家予算も微々たるものです。半導体産業への兆単位の国費支援とは対象的です。半導体の最大需要先は自動運転と電動化でもあるのに不思議な話です。

特に、神奈川県は国内最大の横浜町田ICや次世代物流の起点となる厚木南ICを抱えています。何としても、成功させて次世代物流の要にしたいと考えております。

おわりに

自動運転による物流革命は、新幹線による人流革命に匹敵する」と考えており、これが「地方再生」と「列島全体の改造」に繋がると確信しております。

ご一読いただけるとありがたいです。

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https://www.gentosha-book.com/products/9784344695306/


【株式会社複合物流】
取締役会長：金子善次郎（元衆議院議員）
代表取締役：筒井公平
名古屋大学経済学部卒業後、三井住友銀行、SBIホールディングスを経て弊社設立
URL：https://fukugo-butsuryu.com/company.html
本社所在地：〒221-0835 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町2-9-22 日興バレス横浜611
電話・FAX番号：045-624-9158
事業内容：高速道路での自動走行と電動化に必要なインフラ整備
高速道路での自動走行をベースにしたビジネスモデルの構築他