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皆さんこんにちは!
本日はニセコ高校特集の最終回として、さらに新しい教育を提供するニセコ高校の「進化」の過程についてお伝えします!
ぜひ最後までお読みください!
進学型単位制・総合学科への転換
ニセコ高校は、現在農業や観光に関する最先端の教育を提供していますが、最終的なゴールは「全く新しい学校をつくる」ことです。
そのため、令和8(2026)年度より学校の制度も昼間定時制の農業科(緑地観光科)から「全日制進学型単位制・総合学科」へ生まれ変わります。地域のニーズである大学進学希望を実現しながら、予測困難な時代を生き抜くための素質・能力を育成できる学校を目指しているのです。
また、制度の変更にともなって募集する定員も現行の40名から70名に拡充することを計画しています。
起業家教育プログラムの始動
グローバル化が進み、日ごとに複雑さを増す現代社会における真の問題解決能力を培うためには、データやAIを活用した探究力が必要です。そこで、ニセコ高校はDXハイスクールとしてデータやAIを用いて地域の課題を解決し、新しい価値提案をする「起業家教育」を打ち出しました。
パートナーである北海道の国立大学・小樽商科大学とともにアントレプレナーシップ育成プログラムを開発したり、京都大学と連携して生徒の学習履歴をAIで解析する研究に取り組んだりと高大連携を通じて教育のさらなるレベルアップを図ります。
さらに「放課後起業クラブ(仮称)」も始動する予定です。IT関連の業務に携わっていた地元の方や、大手企業の支援のもとで、DX人材となる教育の機会を提供します。
NISEKO World Village(英語村)の設置
ニセコ高校では国際教育のさらなる推進のために、異文化・多言語に触れる校内留学施設であり、地域の国際交流拠点となる「NISEKO World Villege」(英語村)の設置を進めています。
ALTや外国語を話せるスタッフを配置し、季節のイベントや恒常的な活動を通して、日本を含むさまざまな国の言語や文化に触れられる環境を整えており、校内で学年の違いを越えて留学生・外国人生徒・日本人生徒が交流しています。また、スタッフが地域の幼児センターの「英語タイム」を担当しており、今後は地域の小中高校生が一緒に活動するイベントや町民向けのイベントも計画しています。
これからのニセコ高校についてより詳しく知りたい方は、下記リンクよりご覧ください。
まちづくり情報室/ニセコ高校、全日制の新しい学校へ(広報ニセコ6月号)
https://www.town.niseko.lg.jp/koho_niseko/r6/r0606/text/
おわりに
3回にわたってお届けしてきた特集を通じて、ニセコ高校の特色や今後の展望についてイメージを掴んでいただくことができたでしょうか。
取材を通じて精力的に活動をされている生徒の皆さんのエネルギーに感心し、生徒と地域が一体となって活動する姿がとても素敵だと感じました!
また、今回お話をお伺いさせていただいたニセコ高校校長の本谷先生は「遠方からでも入学したいと思える学校にすることで、移住の促進やニセコ町のさらなる発展に貢献したいと考えています。高校が単なる教育の場ではなく、地方創生やまちづくりの一翼を担うことが私たちの目指す姿です」とおっしゃっていました。
地域とともに、唯一無二の教育を行うニセコ高校。今後のさらなる進化にもぜひご注目ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
関連ページ
北海道ニセコ高等学校 公式ホームページ
https://niseko-highschool.jp/
北海道ニセコ町 公式ホームページ
https://www.town.niseko.lg.jp/
地域とともに、進化する シン・ニセコ高校(広報ニセコ3月号)
https://www.town.niseko.lg.jp/koho_niseko/r5/r0603/text/
【広報ニセコ連動企画】出願が定員越え。グローバルな環境で学び、地域を創る、北海道ニセコ高校(ニセコ高校note)
https://niseko-town.note.jp/n/n0cde9bfa4919
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