弊社は1930年に富山県富山市で配置薬販売業を創業し、1954年に埼玉県大宮市 (現・さいたま市)に本拠地を移し、法人化しました。その後販路を広げ、現在では全国約260万軒のお客様に配置薬をお届けしております。1986年には富山市に医薬品製造工場を建設し、医薬品製造事業に参入。ニーズに即応できる製販一貫体制を確立しました。1991年からは医療用医薬品の開発を行い、異なる作用機序を持つ2剤の痛風・高尿酸血症治療剤「トピロリック®錠 (一般名：トピロキソスタット）」と「ユリス®錠 (一般名：ドチヌラド）」を創出しました。1992年に開始したドラッグストア事業は、ドラッグストア「セイムス」を中心に全国1271店舗を展開し、主力事業へと成長しております。

富士薬品を中心とした富士薬品グループの特色は「複合型医薬品企業」である点です。弊社が創業から変わらず続けてきたことは、ひとの生活に寄り添い、元気なくらしを支え続けることです。配置薬販売とドラッグストアという2wayの販売チャネルに、それらを支える医薬品製造という弊社独自の製販一貫体制のビジネスモデルは、変化の激しい環境下でも大きな強みになっております。これまで培ってきた信用力と、独自のビジネスモデルの強みを最大化させるべく、DXやAIの活用など新たな技術も積極的に取り入れております。

弊社は1954年に、当時お得意先が多かった埼玉県大宮市 (現・さいたま市)に本拠地を移した時から埼玉に本社を置いて事業を展開しております。東京へのアクセスも良く、自然が豊かで暮らしやすいため、埼玉県内に住んでいる従業員も多いです。また弊社ではCSR活動として2001年から大宮アルディージャ、2021年には大宮アルディージャVENTUSとトップパートナー契約を締結し、現在に至るまで継続的に支援しております。埼玉県NPO基金への寄付も2010年度から継続的に行っており、埼玉県より「健康経営実践企業」、埼玉労働局より「くるみんプラス」「えるぼし」として認定いただくなど、自治体と連携して健康経営を行う企業として邁進中です。

昨今の社会情勢は技術の進歩にともない、目まぐるしいスピードで変化しております。そのような状況では、環境の変化にすばやく適応し失敗を恐れず何事にもチャレンジできる方や、新たに何かを生み出せる方が必要です。富士薬品では「失敗はしないけど成功もない人」ではなく、「色々と失敗することがあっても、ひとつでも多く成功できる人」を求めております。
一生懸命にやっていても思うようにいかない。時には苦しいこともあるでしょう。しかし、そのような時でも目標を明確に持ち、与えられたミッションを理解し、明るく元気に前向きに物事に取り組むこと・努力を惜しまないことが、結果を出すために大切であると、これまでの経験から実感している方は多いと思います。
お客様や患者様と一緒に笑って泣いて、喜びも悲しみも共有できる方。相手の立場に立って物事を考え行動できる、人を想う気持ちのある方など「心のある人」からのご応募をお待ちしております。