企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
株式会社サン食品は1968年(昭和43年)に京都市右京区で創業し、業務用魚類の切り身加工から始まり、焼き物、加工食品の卸売へと手掛けてまいりました。
創業当初は乾物屋としてスタートし、その後魚の切身加工で弁当屋向け商材卸事業を共に展開しました。1990年頃には小売業から撤退し、弁当向け商材卸に特化する決断を下しましたが、人件費の高騰等により中国からの輸入品に市場を奪われ、事業の方向転換を余儀なくされました。そこで京都の料亭向けに事業をシフトし、味噌漬けの開発と納品を開始。2000年代には新工場を立ち上げ、焼き魚の納品もスタートしました。また、2010年からはB2B中心だったおせち商材の販売をB2Cにシフトし、現在ではB2Cの売上がB2Bを上回るようになっています。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
サン食品の強みは50年以上の歴史の中で培われた食品加工技術と、京都の伝統文化を活かした商品開発にあります。
特に自家製の西京味噌で仕上げた本場の「京の西京焼」は料亭でも高い評価を受けており、食品工場の衛生管理を徹底し、従業員が自社製品を安心して食べられる環境づくりにも力を入れています。B2BからB2Cへのシフトに成功し、近年はおせち料理の個人向け販売が大きく伸びています。
今後の展望としては、国内市場の拡大に加え、シンガポールを皮切りにアジア市場への進出を加速させることを目指しています。日本の食文化を海外に広めることで、新たな市場を開拓し、企業のさらなる成長を図ります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た京都地域の魅力について教えてください。
京都は100年以上続く企業が数多く存在し、50年や100年の歴史を持つ企業でも「まだまだ若い」と言われるほど、文化や経済において深い歴史を持つ地域です。そのなかで京都ブランドは強力な影響力を持ち、商品や企業の評価にも大きく関わります。しかし、そのブランド力を利用した高額な販売戦略も見られるため、弊社では適正価格での販売を徹底し、本物の価値を提供することを大切にしています。特に弊社の西京焼きは伝統的な京料理の1つであり、ブランドを毀損しないよう、適正な調理法で丁寧に加工しています。京都ブランドの恩恵を受けてきた一方で今後はそのブランドを牽引し、京都の食文化を未来へつなげる存在として地域に貢献していきたいと考えています。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
弊社では、京都の伝統である西京焼きを正しい形で次の世代につないでいける方を求めています。歴史ある食文化を守りながらも、若い世代にも楽しんでもらえるような工夫を模索しており、柔軟な発想で方向性やニュアンスを時代に合わせて変えていける方も大歓迎です。特に商品開発においては「100個試して1個当たる」ような世界であり、試行錯誤を楽しみながら様々なアイデアを形にしていく姿勢が求められます。そのチャレンジ精神を持って粘り強く取り組める方であれば活躍の場は多く、仕事としても大きなやりがいを感じていただけるはずです。

ひとを知る

代表取締役
飯沼雅浩
栄養士の資格専門学校に通いながら家業を手伝い、1990年に卒業後、父が創業したサン食品に入社。魚の加工や営業に携わり、2012年に二代目社長就任。食品ロス削減に取り組み、魚の端材活用で約80%の廃棄削減を実現した。地域活動にも積極的で、工場見学やラジオ番組のパーソナリティーを通して地元と交流を図っている。
SDGsへの取り組み
- 【1】【12】フードロス削減を目標に、端材を使用した商品開発を行っています。また、端材をこども食堂に提供することで貧困を無くす取り組みにも貢献中です。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社サン食品 |
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所在地 | 〒601-8171 京都府京都市南区上鳥羽川端町202 |
創業年 | 1968年創業 |
代表者 | 代表取締役 飯沼雅浩 |
事業内容 |
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