企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
1972年に札幌市にて主業務を大気・水質公害関連の濃度計量証明とする、現在の弊社の前身であるホクネン化学を設立いたします。その後、騒音レベルの計量証明登録をはじめ、飲料水水質分析・建築物空気環境測定・貯水槽清掃・作業環境測定など業務を開始し、1984年に現在の「環境リサーチ」に社号を変更。2001年には本社を現所在地である中の島へと移転いたしました。その後も、振動加速度レベルの計量証明登録や土壌汚染調査やアスベスト調査、測量業を主とする道南支店の開設など、先の世代が安心して暮らせる社会を創造するべく、環境調査に関する業務の幅を拡大しております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社は環境分析のプロフェッショナルとして、幅広い濃度の分析が可能です。半世紀以上蓄積したノウハウやデータにより、微細な違和感や異常をいち早く察知しお客様の課題解決に向けたお力添えをいたします。また、ビルの建設時は排水分析や補償関係業務、完成後は飲料水分析や貯水槽清掃などの管理業務、解体時はアスベスト調査、土地の売却時には土壌調査と、ビルのライフサイクルの全てを弊社で一貫して行うことができます。さらに、昨今注目されている土壌中の重金属や排水の分析を数多く実施しており、迅速かつ適正なデータの提供が可能です。今後も蓄積したビッグデータのさらなる活用や、環境分析とIT技術の融合を目指して事業を展開してまいります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た北海道地域の魅力について教えて下さい。
北海道は広大な土地と豊かな自然環境から、観光資源や再生可能エネルギーの宝庫です。観光面では、魅力ある四季や自然を1年中楽しむことができます。また、再生可能エネルギーの分野では風力・水力・地熱・太陽光などあらゆるエネルギー源において、日本随一のポテンシャルを秘めております。これからGX化が進んでいくなかで、日本の中心たりうる地域です。
また、弊社が所在する札幌市は人口200万人弱と大都市でありながら、自然と都市がバランスよく融合しております。札幌市自体も立派な観光都市ですが、北海道の魅力ある多くの観光地へのハブの役割も果たしております。さらに、北海道新幹線の札幌延伸や都市部の再開発も控えており、さらなる活性化が期待できます。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社では「誇りをもって仕事に取り組めること」「何事も突き詰めて疑問を解消できること」「感性が鋭いこと」の3つを重要視しております。弊社の仕事は裏方ではありますが、調査・分析により日々の生活を支える意義ある仕事です。仕事をするにあたり、こうした意義を感じながら行うのとそうでないのとでは、パフォーマンスに大きな違いが出ます。業務はルーチン業務が中心ではありますが、だからこそ原理を理解し作業者ではなく技術者としての仕事をしていただきたいです。最後に「感性」とは知識や経験に裏打ちされるものです。そのため、何事にも興味を持ち、様々なことを学び経験する意欲のある人材を求めております。
ひとを知る
代表取締役
森本英嗣
1990年札幌市生まれ。室蘭工業大学を卒業後、札幌のIT企業に入社。システムエンジニアとして、システム開発に従事。その後、2017年に現在の環境リサーチに入社し、1年間業務を経験した後2018年に代表取締役に就任。システムエンジニアとして従事した経験を活かし、社内のDXに取り組む。先の世代が安心して暮らせる社会を作ること、会社が人を育て、人が会社を育てる循環での運営を理念に企業活動を行っている。
SDGsへの取り組み
- 【4】子供たちが分析の体験をできるイベントを開催し、環境への意識を向けられる機会を提供しております。
- 【6】飲料水・排水の分析を行い、水質の改善や安全な飲料水へのアクセスを可能にしております。
- 【11】測定・分析を通して生活環境のモニタリングを行い、持続的かつ快適に暮らせる社会に寄与しております。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社環境リサーチ |
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所在地 | 〒062-0922 北海道札幌市豊平区中の島2条9丁目1-1 |
創業年 | 1972年創業 |
代表者 | 代表取締役 森本英嗣 |
事業内容 |
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