企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
大正14年、当時の野付牛町(現在の北見市)で田中一義が個人経営として土建業を営んでいたのが弊社の礎となっております。昭和19年に中央進出を志し札幌市に大日工業を設立し、昭和25年に鉄道工業札幌支店長であった岩瀬弥五郎を迎え北海道拓殖銀行の全面支援のもと北拓建設として北海道建設業界の表舞台へと立ちました。そして、昭和45年に商号を現在の新太平洋建設に変更いたします。平成に入ると完工高は170憶円を超え経営は順風満帆と思われましたが、バブルが崩壊し北海道拓殖銀行が破綻、弊社も縮小を余儀なくされましたが、地域に密着した事業を展開し克服。現在は、地域社会と共に歩む企業として多くの方々の信頼のもとに成長を続けております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社は北海道札幌市を拠点に活動する総合建設企業です。確かな技術と優れた感性を組み合わせて、ものづくりの新たな価値を創造しております。札幌中心部のオフィスビルやマンションの建設、無電柱化に向けた整備工事、市民のライフラインである水道・下水道や道路、河川改修など社会に役立つインフラ施設を構築できることが強みであり、地域に密着した事業を展開中です。近年では、生産性向上を目的としたICT技術の確立を目指し、ドローンを活用した測量やオンラインでの進捗管理など、最新の技術を積極的に取り入れております。おかげさまで大正14年の創業以来、ものづくりを通じて地域社会の発展に貢献してきた企業として、多くの人々に信頼されております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た北海道地域の魅力について教えて下さい。
北海道は広大な自然が残された美しい地域で、多くの魅力があります。まず1つめは「自然の美しさ」。北海道は美しい山々・湖・温泉・森林そして四季折々の風景など、壮大な自然景観で知られておりますが、特に美観性の高い場所は世界遺産に登録されている知床です。自然の雄大さ、美しさを体感できるリアルスポットのため一度は訪れるべき価値ある場所といえるのではないでしょうか。2つめは「食文化」。北海道は新鮮な海産物などすべての食材が一級品です。北海道の魅力はこちらの2つだけではありませんが、この美しい自然そして自然からもたらされるめぐみを守り、ライフラインを支えてゆくことが私たちの使命です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
私たちがともに仕事をしたいと思える人材として、まずは「良好なコミュニケーション能力」をお持ちの方が挙げられます。様々な企業と協力しながら良いものを造ることが私たちの仕事であるからです。2つ目は「問題解決力」をお持ちの方。ものづくりには図面には書いていない様々な問題が発生しますが、それを見逃さず即座に対応できることが良いものを造ることにつながります。最後は「プロフェッショナリズムと倫理観」をお持ちの方です。弊社の経営理念に「良いものをプロの腕で造る」が1番目に掲げられております。ものづくりに対する真摯な姿勢と高い倫理観は、地域社会から評価され信頼を得ることができ、次の100年に向けて新しい舞台の創造を目指すことができるからです。
ひとを知る
代表取締役社長
井出雅人
北海学園北見大学卒業後、1981年に新太平洋建設に入社。旭川営業所長、取締役営業部長、常務、専務を経て、2019年に社長に就任。2025年には創立100周年を迎えるが、100年はあくまでも通過点。その先を見据えた組織をつくり〝誇りとアイデンティティを持てる会社〟にする。
SDGsへの取り組み
- 【5】ジェンダー平等(男女差別の解消)を達成し、女性職員の活躍する場を強化しております。
- 【9】強靭(レジリエント)なインフラ構築とイノベーション(新たな技術革新)の推進を図っております。
- 【12】生産性向上と働き方改革に繋がるICT(情報通信技術)を工事現場で実施し、確かな暮らしを支える公共施設を創り続けます。
企業プロフィール
企業名 | 新太平洋建設株式会社 |
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所在地 | 〒060-0051 北海道札幌市中央区南1条東1丁目2番地1 太平洋興発ビル |
創業年 | 1925年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 井出雅人 |
事業内容 |
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