企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
弊社は1932年(昭和7年)4月8日創業で、屋号の「カネハチ」は創業者が8円を元手に開店したことが由来です。昭和47年には札幌冬季オリンピック選手村への納入指定業者に選定していただいたことやG7サミットへの納品などを通じて、青果卸売業としての信頼を築きあげることに成功し、販路を札幌市内から北海道全域、そして全国の飲食店へと広げてまいりました。また令和4年11月には、対面販売の小売店舗「相川店苗穂店」と青果卸ならではの果物をふんだんに使用したスイーツ店「ハレノクダモノ」を新たに開業し、多角化経営に努めるなかで、皆様に信頼される企業としてこれからも発展してまいりたいと考えております。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
「青果卸売」「青果小売」「野菜加工」「製菓製造販売」の、4つの事業を現在行っております。事業の中軸である青果卸に加えて2022年より卸売事業の強みを活かし、小売店舗とスイーツ店「ハレノクダモノ」を開業するなど青果卸売業とシナジーのある事業を展開してまいりました。スイーツ店「ハレノクダモノ」は、道外百貨店の北海道物産展に出店し、北海道の果物を使用した商品を大いに宣伝・発信することができました。今後は、道内外のホテルレストランにて北海道産青果物を使用した「北海道フェア」のメニュー企画立案や輸出にも力を入れて、北海道の食材を全国・海外に向けて発信していきます。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
相川商店は、北海道の豊かな大地で育まれた野菜や果物を「つくる人」と「食べる人」を結ぶ懸け橋として、地域の持続的な発展に貢献します。生産者との長期的なパートナーシップを築き、規格外品の活用やフードロス削減に取り組むとともに、地域の雇用創出や次世代への食育活動にも力を入れています。歴史ある青果店として培ってきた目利きと品質管理と流通力で、“北海道の旬”を価値ある形で届け、地域とともに未来へ続く食の循環を実現します。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
中間流通業である青果卸はいわゆる川上と川下を繋ぐ懸け橋の役割を果たしているため、お客様(生産者や飲食店)に喜んでいただけることが、自分にとっての喜びであると感じられる方を求めております。卸売は直接的な感謝の言葉をいただける機会や目に見える成果というものがなかなか分かりにくい業種ですが、上記のような方であれば相手のことを想い、前向きに仕事に取り組むことができると思います。また弊社は老舗でありながら、新しいことに挑戦し続ける企業ですので、変化を苦にせず主体的に物事に取り組める方と一緒に働きたいです。食は人を笑顔にします。様々な形で、北海道の食で関わるすべての人にしあわせを創り出しましょう!

ひとを知る

常務取締役
相川太史
早稲田大学商学部卒業後、大手生命保険会社に就職し、執行計画や中長期経営計画の策定に従事。家業(青果卸)を継ぐにあたり築地市場 仲卸へ転職し、市場の仕組み・物流・青果業界の基礎を学ぶ。その後、青果ベンチャー企業へ転職し、店舗運営やた事業推進に従事。2020年より株式会社相川商店に入社し、現在は仕入・新規顧客の拡大・業務効率化や新規事業を推進している。
SDGsへの取り組み
- 【4】小・中学校への青果物の納品や児童に配られる食育新聞を通して、食育への関心向上に寄与します。
- 【11】北海道の農作物を仕入れ、北海道を含めた全国のお客様に卸すことで、地産地消および国産国消を推進し、地域に貢献します。
- 【12】規格外品を使用した商品の作成・販売や流通機会の創出を通し、持続可能な消費と生産のパターン確保に寄与します。
企業プロフィール
| 企業名 | 株式会社相川商店 |
|---|---|
| 所在地 | 〒060-0033 北海道札幌市中央区北3条東8丁目350-1 |
| 創業年 | 1932年創業 |
| 代表者 | 代表取締役社長 相川富雄 |
| 事業内容 |
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| WEBサイト | リンクはこちらから |
| 企業ロゴ | ![]() |



























































