企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
細菌感染症に使われる培地製品の製造からスタートした弊社ですが、特に検査薬は市場で多く使われるほど信用・信頼を得やすいという事情もあり、その船出は順調とはいえないものでした。しかし、創業メンバーの奮闘で検査薬開発製造未開の地、北海道に工場と研究所を構え、さらには九州まで販売拠点を築き、全国の販路ネットワークを完成させました。やがて製品ラインナップの主力は培地製品から、血液検査に用いられる生化学試薬に順次移行。医薬業界はM&Aの風が吹き荒れ、多くの同業他社が経営母体や業態が変わっていくなか、どこの企業群にも属さず一途に検査薬製造に信念とこだわりを持ち続けることで、市場で確固とした地位を築き現在に至ります。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
『”正確さ”を追求し、高度な医療ニーズに応える』
弊社の一番のこだわりは「性能に妥協しない」こと。臨床検査薬の専門メーカーとして、徹底的に調査・研究・試験を繰り返し、性能にこだわった製品づくりを進めてまいりました。その成果もあり弊社の製品は、全国の大学病院等、高度医療が求められる現場で数多く採用されております。
『同業他社より製造を依頼されるTOPレベルの製品品質』
お客様のダイレクトなニーズに応えてきた結果、トータル1,500以上の製品を展開。多品種戦略は、多くのお客様からの信頼獲得に繋がっております。確かな品質は、同業他社にも評価されOEM供給の依頼にも繋がり、着実にシェアを拡大しております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た北海道地域の魅力について教えて下さい。
臨床検査薬の製造に適した自然環境に恵まれた土地を求め、北海道に白羽の矢を立てました。北海道は梅雨が無いことに加え、冬に雪が降ると空気中の微粒子を除去してくれます。また、年間を通して湿度が低く冷涼な気候であり、医薬品の製造に非常に適した環境であることが魅力的なところです。また、弊社の製造工場がある千歳市は水資源にも恵まれ、高品質な医薬品の製造に適した環境が整っております。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
職種問わず弊社が求めている人物像は「主体的」「向上心」「継続力」この3点が挙げられます。1つ目は、どんな困難な状況でも、状況を冷静に分析し「主体性」を持って、物事に対応できる方です。2つ目は、変化が激しいこの時代において「向上心」を持ち、常に知識やスキルをアップデートすることで、アウトプットの質を上げ続けることができる方です。そして3つ目は、何事も投げ出さずに「継続性」のある取り組みができる方です。コツコツと努力を重ねて身につけたスキルを持つ方は、他者には真似のできない付加価値の高い人材だと考えております。弊社はこのような人材と共に成長してまいりたいと願っております。また、弊社はワークライフバランスを重視しているため休日も多く、年末年始・GW・お盆は全社一斉に大型連休を取得できます。こちらはDX化を積極的に進め、業務効率化を追求することで成し得ることができました。こうした職場環境で、人々の健康と笑顔のために活躍してくれる方を歓迎いたします。
ひとを知る
代表取締役社長
廻谷隆行
明治大学法学部を卒業し、2002年株式会社セロテックへ入社。2006年には取締役経営企画室長に就任。営業拠点の再構築や自己株式の取得など、組織基盤の再編を指揮。さらに2016年には、代表取締役社長に就任。最終黒字は40期連続。北海道製薬協会副会長も勤める。
SDGsへの取り組み
- 【3】臨床検査薬専門メーカーとして、新規製品の開発や既存製品の改良に真摯に取り組み、高品質な製品を市場に投入することで検査の品質格差を解消します。
- 【8】持続可能な事業活動を目指して、各セクションで外部顧問などの専門家の助言を受けながら改善プロジェクトを推進し、生産性の向上を通じてより付加価値の高い事業活動を目指します。
- 【11】「持続可能な社会」を目指し、本社の周辺地域の清掃活動を継続して行っております。この活動を通じて地域社会との共生を目指すとともに、SDGs推進を目指します。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社セロテック |
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所在地 | 〒062-0021 北海道札幌市豊平区月寒西1条8丁目8番7号 |
創業年 | 1981年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 廻谷隆行 |
事業内容 |
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