企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は1969年11月に、天沼隆治郎によって創業されました。北海道での馬運車(トラック)における競走馬長距離輸送の草分けです。個人事業者も含め競走馬輸送業者が乱立し、苦境に立たされていた1982年に白川安人が役員として入社。翌年には代表取締役に就任しました。白川安人は1984年に単身で、滋賀県栗東町(現栗東市)に拠点を構え、栗東トレーニングセンター所属の調教師達に営業活動を始めたのです。これにより、約10年をかけて弊社は関西への輸送基盤を固めました。のちに関東にも進出し、車両台数も最大23台までに拡大いたしましたが、競馬ブームの陰りとともに再度苦境に立たされ、減車などを余儀なくされます。その後、現代表の白川典人が入社しワンクッション輸送を定着させるなどして対策を講じ、現在に至ります。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社は競走馬の一大生産地である北海道において日高地方新ひだか町に本社を構え、JRAのトレーニングセンターがある茨城県美浦村と滋賀県栗東市にも拠点を構える事によって広範囲の輸送をカバーし、他社では難しい関東・関西間の輸送も可能にしているという点が強みです。さらに、福島県にある育成牧場との提携によりワンクッション輸送というサービスを確立させ、輸送熱という競走馬の長距離輸送にとっては大きなリスクを回避する手段としてもお客様から喜ばれております。また、昨今世間で話題となっている物流の2024年問題も当然直面している課題ではありますが、他にもワンクッション輸送を柱とし、いかにしてお客様への影響を少なくするかについても模索しております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た北海道地域の魅力について教えて下さい。
日高地方は北海道の中でも雪が少ない地域であり、海・山・川の3つの自然に囲まれ、季節や町ごとに山菜・野菜・果物・魚介など地元ならではの旬の味覚も味わうことができる所が魅力です。また、有名なブランド品で言えば「日高昆布」がありますが、サラブレッドの一大生産地域であることも有名です。馬関連の産業が栄えており、馬に関わる仕事に従事している人が多く、自然や馬にまつわるアクティビティも数多くあるため、オールシーズン楽しむことが可能となっております。春には二十間道路の桜を見に、全国各地から毎年多くの観光客が訪れます。田舎ではあるものの中心地には各種の大手チェーン店が存在し、住環境にも不便はありません。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
前向きで、何かを吸収しようという意欲の強い方が望ましいです。現場では、長時間ツーマンという特殊な形態での運行になるため、他者とのコミュニケーションが取れる方・清潔感のある方・車好きや運転好きで長時間の運転が苦にならない方・独りよがりでなく他者を大切にし、敬い助け合いができる方・扱っているものが貴重な競走馬であることをしっかり認識できる方・挑戦することを称賛し、失敗もけなすことなく前に進んだ証拠だとポジティブに受け止めることができ、さらなる挑戦を応援できる方・挑戦し続け、お客様のためや仲間のためにはどんなことをすれば良いのかを考え実際に行動で示すことができる、そのような方をお待ちしております。
ひとを知る
代表取締役
白川典人
専門学校を卒業後、不動産関連の社長の鞄持ちをしながら様々な事業経営者等との交流を経験。そこで、自身が生きてこれたのは、父が経営する大江運送株式会社で働く両親はもとより現職従業員や歴代従業員達が会社を支えてくれたからこそであり、恩返しをしたいという強い気持ちを持ち、2004年にドライバーとして入社し現場経験を積む。後に専務取締役に就任し、現場と経営陣としての仕事を両立を続け、2019年に代表取締役となる。
SDGsへの取り組み
- 【7】環境への配慮は企業の重要課題と認識し、低公害車の導入や人・馬が今後も共存できる環境づくりを目指してまいります。
- 【8】多様な社員が活躍出来るよう、ワークライフバランス向上などの職場環境整備を行うことで、社員が仕事に自信・誇りを持ち、幸せを実現できる会社づくりに努めます。
- 【17】お客様だけでなく、関係業者の皆様との連携を重視しお互いがメリットのある関係づくりを行っております。
企業プロフィール
企業名 | 大江運送株式会社 |
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所在地 | 〒056‐0006 北海道日高郡新ひだか町静内中野町四丁目2番地 |
創業年 | 1969年創業 |
代表者 | 代表取締役 白川典人 |
事業内容 |
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