企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
南幌町に特別養護老人ホームを設立させるという構想のもと、行政の福祉政策の一環として「社会福祉法人南幌福祉会」は昭和58年6月に設立認可を受け発足しました。その後、昭和59年4月に特別養護老人ホーム南幌みどり苑の事業を開始。近隣市町村の行政機関より、多くの入所希望があり満床での事業運営を継続してまいりました。
介護福祉業界の大きな転換期として、平成12年の介護保険制度設立がございます。これにより「措置」から「契約」へと移行し、選ばれる介護事業所になるため、サービスの質が問われるようになりました。当法人でも、南幌町の福祉拠点として地域の皆様に還元してゆけるようニーズや法制度に沿った事業展開をしております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
「自分や家族が入所したいと思える施設づくり」「自分や仲間が働きたいと思える施設づくり」「地域やその住民から必要とされる施設づくり」を目指し、ご利用者満足度向上・職員満足度向上に向けて取り組みを行っておりますが、その中で2つのことをご紹介させていただきます。1つ目は、介護人材に対する法人の姿勢です。自分だけではなく、仲間が働きやすいと思えるような環境整備に努めております。また、次世代への期待として介護のやりがいや魅力を発信してゆける組織づくりを実施することで、介護実習生の受け入れにも力を入れております。2つ目は、介護DXの考え方を取り入れデジタル変革してゆくことで、ご利用者満足度・職員満足度向上を目指しております。全国老施協版介護ICT実証モデル事業に北海道代表として選出して頂き、導入モデル施設として介護ICT機器の普及啓発に努めております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た北海道地域の魅力について教えて下さい。
北海道の魅力はその広大な大地と、溢れるばかりの自然、多くの美味しい特産物だと思います。コロナ禍により、人気が急上昇したキャンプにも最適な環境だと感じております。また、全国のバイク乗りからの評価も高く、夏には多くのバイク好きが渡ってきております。当法人の所在地である空知郡南幌町は、農家が盛んで「お米」等が有名です。ふるさと納税では「ピュアホワイト」という白くて甘いトウモロコシが上位を占めております。都市部からのアクセスも良好で最近ではベットタウンとして、若者の移住にも力を入れています。北広島市に「エスコンフィールド北海道」がオープンし、ますます盛り上がりが期待できる地域となっております。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
当法人では、事業計画書の中に期待する職員像を明記しております。それはすなわち一緒に働きたい人物像となっております。まず、現実を嘆くのではなく、目標達成に向けて努力することができる方。次に、介護の魅力・やりがいを伝えていける方。そして、自らの成長、仲間の成長、チームの成長に投資(時間・労力)できる方が望ましいです。
ひとを知る
常務理事
佐久間竜太
栗山町立北海道介護福祉学校を卒業後、特養で介護福祉士として介護現場を経験。その後、現在の社会福祉法人に生活相談員として入職。思い描く施設づくりのため現場改革に奮闘するも、当時の能力では及ばなかったことをきっかけに自身を磨き「施設長」として思い描く施設づくりをしていきたいと21歳の時にビジョン構築。34歳で法人事務局長、施設長となり、37歳で常務理事に就任。今は介護の魅力ややりがいを発信していける組織づくりに取り組んでいる。
プレスリリース
SDGsへの取り組み
- 【3】地域を問わず、様々な理由により福祉サービスが受けられず「生きる場」で困っている方も積極的に受け入れております。海を渡り、奈良県からの受け入れ実績もありました。
- 【4】介護学生をはじめ、中学校・高等学校の職業体験やボランティア活動を積極的に受け入れており、特に介護の実習指導者のスキルアップに力を入れております。
- 【11】自宅での生活が困難になったからといって、町外に移住することなく住み慣れた地域で生活が継続できるように介護サービス提供をしております。
企業プロフィール
企業名 | 社会福祉法人南幌福祉会 |
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所在地 | 〒069-0238 北海道空知郡南幌町元町2丁目2番2号 |
創業年 | 1984年創業 |
代表者 | 理事長 山下孝二 |
事業内容 |
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