企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
代表の私自身、サラリーマン時代は成果を出していたものの独立直後に成績が急落し、「自分は大手の名刺に支えられていただけだった」と痛烈に自覚しました。そこで本質的な価値創出力を身につけるために、睡眠3時間で3つの仕事を掛け持ちし、広告とブランド構築の力を徹底的に磨き上げました。その最中に出会ったのが、有田焼の職人と一人用土鍋「おまぐはん」です。
伝統工芸が持つ“文化×機能価値”という未開拓市場の可能性に確信を持ち、独自ブランドを創業。現在では個人ユーザーだけでなくホテル・料亭にも採用が広がり、有田焼を起点に「食の体験市場」を再定義し、世界の食文化に新しい選択肢をつくる挑戦を進めています。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
livareitの強みは、有田焼の伝統技術を現代の暮らしに合わせて再構築できる開発力にあります。弊社の土鍋には、世界でも特に質が高いとされるジンバブエ産ペタライトを使用し、不純物が少なく安定した原料だからこそ実現できる軽さと強度を備えています。さらに1280℃で17時間焼き締める独自の工程により、目止めが不要で、使用後すぐに洗っても割れにくい高耐久性を実現しました。今後はこの技術を活かして、海外市場への展開やホテル・レストラン向けの製品開発を進め、世界の食体験を豊かにするブランドへ成長していきます。
おまぐはんはこちら
https://shop.livareit.co.jp/

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
私にとって地方創生とは、地域に眠る価値を現代の生活者に響く形で再編集し、継続的な需要を生み出すことだと考えています。有田焼は歴史ある産業でありながら、市場縮小や職人不足という課題を抱えています。私たちはその伝統技術を“暮らしの道具”として再設計し、地域産業に新たな経済循環を生み出すことを目指しています。SDGsの観点でも、長く使える高品質な製品づくり、地域素材の活用、ものづくりに関わる人の継続的な雇用につながる仕組みづくりを重視しています。伝統を守るだけでなく、未来に続く形へと進化させることこそ、私たちが目指す地方創生です。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
現在募集はしておりませんが、livareitで働く魅力は、伝統工芸と現代のものづくりをつなぐ事業に深く関わりながら、自らのアイデアを形にできる点にあります。有田焼の職人とともに新しい価値を創出するプロセスは、単なる商品開発ではなく、日本の文化を未来へつなぐ大きな挑戦です。私たちが求めるのは、変化を楽しみ、挑戦を恐れず、自ら考えて行動できる方。そして地域の文化やものづくりに敬意を持ち、長く使われる価値を共に追求できる方です。また、やはりマーケティング力というものは重要になってきます。細かな数字を追求し、根拠のある建設的な議論、行動ができる方を重視しております。

ひとを知る

代表取締役社長
古川 卓也
近畿大学卒業後、大手建設メーカーに入社し、未開拓地域の営業開拓を担当。4年目に九州地区特別優秀営業賞を受賞し支店トップセールスとなる。のちに広告代理店へ転じ、広告運用とマーケティングを習得。独立後はクラウドファンディングの拡販支援を始めとする広告事業を展開し、株式会社livareitを設立。現在は、makuakeで1億円を達成した「おまぐはん」を中心にブランド運営を行っている。
SDGsへの取り組み
- 【9】伝統工芸を現代の需要に合わせて再構築し、地域産業の技術革新と持続可能な生産基盤の強化に取り組みます。
- 【17】窯元や職人と連携し、強みを生かした協働体制を築くことで、持続可能な産業と文化の発展に取り組みます。
企業プロフィール
| 企業名 | 株式会社livareit |
|---|---|
| 所在地 | 〒812-0011 福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目23番2号ParkFront博多駅前1丁目5F-B |
| 創業年 | 2025年創業 |
| 代表者 | 代表取締役社長 古川 卓也 |
| 事業内容 |
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| WEBサイト | リンクはこちらから |
| 企業ロゴ |

























































