企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は、「新東京国際空港」の設置・管理を行う国の一組織である「新東京国際空港公団」として1966年に発足し、2004年に「成田国際空港株式会社」として株式会社化(空港も「成田国際空港」に改称)されて今に至ります。弊社の歴史は成田空港の歴史であり、1978年の開港を経て第2ターミナル・B滑走路・第3ターミナルの供用など、着実に施設を拡充させながら、成長する航空需要と変化する旅客ニーズに応えてきました。現在は、さらに伸び続ける首都圏の航空需要に応え続けるため、C滑走路新設とB滑走路延伸により発着容量を30万回から50万回に拡大する「更なる機能強化」プロジェクトが進行中です。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
成田空港の旅客数は、新型コロナによって一時は前年比▲98%まで落ち込みました。しかし、水際対策撤廃後は順調に回復し、外国人旅客数はコロナ禍前を超える水準まで回復しています。弊社はコロナ禍の最中も、長期的な需要拡大に応えるため、「更なる機能強化」の投資を着実に進め、また、旅客ターミナルの再構築・航空物流機能の高度化・空港アクセスの改善・地域との一体的な発展等に関する成田空港の将来像(『新しい成田空港』構想)についても、有識者による検討会を開催して議論を進めてきました。これらは空港を新たにもう1つ造るような大プロジェクトであり、実現を通じて首都圏の国際拠点空港として社会の期待に引き続き応えていきたいと考えています。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た千葉地域の魅力について教えて下さい。
成田空港の特徴の1つに内陸空港であることが挙げられます。空港が内陸にあることで、航空機による騒音など周辺地域お住いの方々に与える影響がどうしても大きくなってしまいますので、騒音対策をはじめとする環境対策にしっかりと取り組んでいく必要があります。一方で、内陸空港だからこそ地域と空港がより一体となって共に発展していくことができるとも言えると思います。弊社は、「空港づくりは地域づくり」を基本理念として、騒音対策をはじめとする“マイナスをゼロに“するための施策はもちろんのこと、“ゼロをプラスに“するための諸施策を実施していくことで、地域と空港が一体的かつ持続的に発展していくことを目指していきたいと考えております。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
空港機能・施設利便性の向上、人々の安全・安心の追求、さらには空港周辺の発展を同時に追求していくという“志”を共有していただけること、国際空港運営を通じた日本経済への貢献や世界との架け橋としての役割を担いたいという強い思いを持った方を求めています。 経営理念を理解し、未来に向けたビジョンに共鳴してくれることはもちろん、自ら考え、行動し、果敢にチャレンジする人材を求めています。空港運営のプロフェッショナル集団であるNAAの一員となり、成田空港を世界トップレベルの空港へと飛躍させたい、空港の発展を通じて日本の成長に貢献したいという使命感と責任感をもった意欲溢れる仲間との出会いを心待ちにしています。
ひとを知る
代表取締役社長
田村明比古
1955年生まれ、東京都出身。1980年東京大学法学部卒業後、運輸省に入省。在アメリカ合衆国日本国大使館参事官・国土交通省大臣官房審議官・鉄道局次長・航空局長などを経て、2015年観光庁長官に就任。2019年6月25日から代表取締役社長に就任し現在に至る。
SDGsへの取り組み
- 【8】従業員の方々が安心して働き続けられる空港を目指して、ES向上に取り組むほか、働き方改革と健康経営の推進に取り組んでいます。
- 【9】空港内重大事故と事案を防止のため、トリプルゼロの追求を掲げ、安全・安心・安定の確保に取り組んでいます。
- 【13】「気候変動への取り組み」「環境保全活動」「環境マネジメント」「周辺環境への取り組み」を4本柱に環境負荷低減策を推進しています。
企業プロフィール
企業名 | 成田国際空港株式会社 |
---|---|
所在地 | 〒282-8601 千葉県成田市古込字古込1-1 |
創業年 | 2004年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 田村明比古 |
事業内容 |
|
WEBサイト | リンクはこちらから |
求人応募ページ | マイナビ2026リクナビ2026ONE CAREER |
企業ロゴ |