弊社は、今から約半世紀前の1972年に和歌山市にて創業し、翌1973年7月に設立されました。2023年には設立50周年記念式典を挙行し、現在に至ります。創業のきっかけは、地元製鉄所における検査業務を、親会社の検査部門が他社から譲り受けたことにあります。その後、大阪府堺市・茨城県神栖市に事業所を設け、兄弟会社であったインフラ調査会社との合併など紆余曲折を経て、概ね順調に現体制の基礎ができあがってまいりました。創業時は30名足らずだった社員も現在では170名規模となり、業績も緩やかな増加基調で非常に安定した経営状態を維持しております。

弊社は、超音波やエックス線等、あらゆる技術や手法を駆使して金属製構造物の健全性を壊さずに診断する非破壊検査、そしてトンネルをはじめとするコンクリート製の構造物の健全性を点検調査するインフラ調査の2本柱で、社会の安全・安心に貢献しております。この2本の柱を複合的に提供できるのが大きな強みで、このような会社は和歌山県内でも他になく、弊社は唯一の存在です。また資格者も数多く在籍し、各人が技術者としての自覚と責任感を持って検査・調査を施工しており、石油化学プラントや鉄鋼業界のみならず、レジャー施設などの多岐にわたる業界から厚い信頼を得ております。

県庁所在地である和歌山市は徳川御三家の紀州藩の城下町として栄え、熊野三山や高野山といった世界遺産をはじめとする全国有数の観光資産、そして海・山・川の大自然に恵まれた地域です。産業面においても京阪神大都市圏の一部であることから製造業が盛んで、また農産物や水産物の供給元としても近畿圏内において大きな存在感を示しております。1年を通して比較的温暖な気候であるため、穏やかで付き合いやすい方が多いとよく言われるのもこの地域の特徴かもしれません。このように和歌山市は雄大な自然に囲まれ、食べ物も美味しく大変住みよい地域です。

自分の仕事に誇りを持って働きたい方に来ていただきたいです。弊社は和歌山県の小さな一企業ですが仕事は全国にわたり、一部のアジア諸国にも及びます。その地域の社会資本をはじめ、あらゆる設備・施設の安全・安心を守る仕事です。とはいえ、最初から立派な思想を持っている必要はありません。仕事に対する誇りは、業務をこなしていくうちに、社会にとって自分がどれほど大切な仕事をしているのかに気付きを重ねながら醸成されていくものだと考えております。今の仕事に行き詰まり、やりがいを見失っている方や、どのような仕事が自分に向いているのかが分からない方、皆さんの求める答えが弊社にあります。あまり深く考えすぎず、気軽に弊社に答えを見つけに来てください。