企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
数珠・仏具商「古手屋九兵衛」として享保年間に創業。明治時代に入り高野山の女人禁制が解かれて中本家が店主として世襲するようになり「中本念珠店」と愛親しまれ、高野物産品も販売を開始しました。昭和に屋号を「中本名玉堂」とし法人になりました。近代高野山の歴史と共に社業も育ててもらえ、高野山総本山金剛峯寺御用達の金看板をいただき、全国の寺院様やエージェント様にご愛顧を頂いております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
念珠・仏具からお遍路さんの巡拝用品まで、高野山やお参りに関する商品は幅広く取り扱っております。高野山の宗教行事に使用される専門別注品も製作しています。中でも念珠に関しては専門品から一般の様式まで幅広く取り揃え、常駐する職人が修理や調整も随時承っています。世の中に一つしかないお誂え御念珠なども提供できます。また、半世紀を超える寺院様との御取引きなども数多くあり、世代が変わっても信頼をいただいております。これからも高野山の歩みと共存し、商品を通じた信頼関係を引き続き次世代へ繋げて参りたいと考えます。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た和歌山地域の魅力について教えて下さい。
弘法大師空海上人(お大師様)が約1200年前に修業の道場として開創。以降、天下の総菩提所として栄え、日本を動かした幾多の著名人が高野山へお参りに来られています。世界遺産にも登録され、お越しになる方を魅了し続けています。弘法大師の教えは現代でも通用する不偏のものとなっています。目に見えるものから見えないものまで、変わらないものが高野山には存在する。それが一番の魅力であると考えます。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社は「品物と共に満足を買っていただく店」を念頭に営業しています。観光や参拝のため高野山にお越しになられた皆様に、ここで過ごす時間にご満足いただき、また来たいと思っていただけるよう誠意をもって対応することがとても重要です。様々な年代や全国各地のお客様のご要望にお応えするための基本的な社会スキルを必要とするのはもちろんですが、高野物産品を通じて高野山の歴史や文化を次世代へ繋いでいく一員としての自覚と責任を持てる方と働きたいと考えます。
ひとを知る
代表取締役社長
中本勝也
中学・高校と奈良智弁学園で厳しい縦社会の寮生活を経験。立命館大学経済学部を卒業後、2000年に創業享保年間の高野山「中本名玉堂」に入社。社業のみならず地域の各種団体の役職を歴任し、地域社会の発展にも尽力。高野物産品を通じて全国各地の寺院様との取引や様々な活動を展開し、弘法大師空海が開創した世界遺産高野山の深い歴史と文化を次世代に繋いでいる。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社中本名玉堂 |
---|---|
所在地 | 〒648-0211 和歌山県伊都郡高野町高野山765 |
創業年 | 1716年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 中本勝也 |
事業内容 |
|
WEBサイト | リンクはこちらから |
求人応募ページ | |
企業ロゴ |