喧騒を逃れ、ゆっくりと時間を過ごしたいと思う人は少なくないでしょう。
日々子育てに勤しんでいるママさん、家事に追われている主婦の方々におすすめしたいカフェ「Sweet Home」
11年という時間をこのカフェと共に歩んできた藤原さんにお話しを伺いました。
店主の藤原さんのカフェへの想い
「なぜこのカフェを開こうと思ったのですか?」
「ケーキ屋さんになる夢があったんです」と藤原さん。
お菓子をつくることがお好きな藤原さんは、ずっと漠然とこの夢を抱いていたのだそう。
製菓学校に通い洋菓子店に就職したものの、主なお仕事は「コーヒー焙煎」だったといいます。結婚、出産を経て子育てが落ち着いた頃、この経験を活かし抱き続けた夢を実現させるため、このカフェを開くことにされたそうです。
お菓子だけでなくコーヒーにも、藤原さんのこだわりがつまっているのです。
「我が家のように、ゆっくりと過ごしてほしい」
ご自身が子育てを経験されたため、ママさんの憩いの場を提供したいとのこと。
もちろん、日々の疲れを癒したいと思われている方にもぴったりな空間です。
常連の方が多く、私が伺った際はランチで多くのお客様が来店していらっしゃいました。
地元に愛され、付近の人に愛され、藤原さんの思い浮かべる「我が家」というものが目に映るようでした。
これぞ Sweet Home
和泉中央駅から1kmほど歩いたところに、ヨーロッパのような外装が目をひくSweet Home があります。
外観
青いドアを開けると、パンの焼ける柔らかな匂いに包まれます。
猫モチーフのグッズがいたるところに飾られていて、キッズスペースが設けられています。
キッズスペース
こんなところにも猫が
つきあたりには書庫があり、たくさんの本が並べられています。これらのほとんどは、藤原さんのご主人のご趣味なのだとか。
漫画や小説など、種類豊富
私が特にこのカフェでおすすめしたいのは、こちらのミニパン。どれもひと口サイズで本当に可愛いので、訪れた際はぜひ。
細かいところまでこだわりが感じられます
猫ちゃんの手のトングも可愛らしい
お土産にも良いですね
静かなBGMと優しい光が差し込む落ち着いた空間でした。
手間暇かけられたお料理は、どれも一級品
「必ず自分が食べて美味しいと思うものを」
これは、藤原さんのお料理に対するこだわりだそうです。
そんな藤原さんのおすすめする2品をご紹介します。
ランチ
Sweet Home では、「週替わりサラダプレート」が人気を誇ります。
どれも本当に優しい味。一つ一つに藤原さんの想いが込められています
猫型の揚げワンタン
毎週ローテーションでメインが変わり、全部で8種類。
セットには、可愛らしい猫型の揚げワンタンがのったサラダと、ライス、スープ、プチパン食べ放題がついて税込1000円。
サラダには、自家製ドレッシングが使用されているそうです。
また、Sweet Home の醍醐味ともいえるプチパンも、なんと藤原さんの手作り。
女性や子どもにも嬉しいひと口サイズで、クロワッサンやフランスパンなどの4種類が食べ放題です。
私はチキンステーキをいただきました。鶏モモ肉は柔らかく、口の中でほろほろとほどけて絶品でした。
アフタヌーンティー
14時からは、「イングリッシュアフタヌーンティーセット」がいただけます。
アフタヌーンティー
ドリンクもセットです
こちらは二人用で、税込2000円です。
一番下の段にはプチパンで作られたサンドイッチ類、真ん中の段にはスコーンとクッキー、上の段にはケーキ2種類とグラススイーツが用意されています。
下の段:サンドイッチ(軽食)
真ん中の段:手作りスコーンとクッキー
上の段:ケーキとグラススイーツ
ほとんどが藤原さんの手作りで、手間暇かけて作られています。
食パンのハムときゅうりのサンドイッチは定番ですが、プチパンのサンドイッチは4種類の中から2種類ランダムで用意されています。藤原さんの気まぐれで変わるそうです。
クロワッサンは生ハム、白パンにはハムとチーズというように、パンによってサンドイッチの具も変わります。
毎朝手作りされているパンが使われているからこそ、食感も楽しく鼻から抜ける香りや風味も一味違いました。
スコーンは、果実ごろごろのジャムとクロテッドクリームをつけていただきます。
サクサクのクッキーは、ココナッツ、チョコとアーモンド、オレンジの3種類で優しい甘さです。
上段のケーキは3種類の中から選ぶことができます。
さっぱりとした口どけを楽しめるタルトフロマージュ、フォンダンタイプの濃厚なガトー•ショコラ、あたためていただくバナナケーキ。
グラススイーツも定期的に変わります。
今回は、ブルーベリーソースがかかったヨーグルトムースをいただきました。
一つ一つが繊細な味で、満足感のあるセットです。
Sweet Homeからのお願いとお知らせ
ほとんどが手作りで、プチパンは毎朝焼くため個数に限りがあります。
また、コロナ対策として間隔をあけるためテーブルは3つとなっています。
そのため、できるだけ前日までには予約を済ませておきましょう。
駐車場はカフェの前に一台駐車することができます。
営業時間は通常通りですが、毎月第3土曜日にはボサノバやジャズ、ポップスなどの生演奏が14時から行われるそうです。
「コロナ禍で皆さん大変ですが、ぜひ疲れを癒しにお越しください。特に子育て中のママさんにきていただけると嬉しいです」と藤原さん。
お店からお料理まで、藤原さんのこだわりがつまったカフェ「Sweet Home」
疲れた羽を伸ばしに、足を運んでみてはいかがでしょうか。
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