【日本初の世界遺産】姫路城のヒミツ！

エリアトップ
地域を楽しむ
メニューを閉じる
地域を知る
- 兵庫を代表する企業100選
- 兵庫豆知識
メニューを閉じる

【日本初の世界遺産】姫路城のヒミツ！

柳原佑芽

こんにちは！
ライターのゆめです💫

「人類共通の遺産」としてユネスコが選定する世界遺産。
みなさんはいくつの世界遺産を知っていますか？

今回は日本で初めて世界遺産に登録された姫路城についての豆知識をご紹介します！🏯
実際に訪れたくなるような、ワクワクする情報が満載です！⭐️

ぜひ最後までご覧ください！

姫路城の歴史

姫路城の原点、赤松則村の築城(1333年〜1346年)

姫路城の起源は南北朝時代に遡ります。

1333年に播磨国の守護・赤松則村（のりむら）が姫山に縄張りをし、1346年に次男貞範（さだのり）が築城したことが始まりです。この当時は防御のための盛り土である土塁を築いただけの山城だったと言われています🏠

羽柴秀吉による初代天守閣の築城(1580年〜1581年)

赤松氏ののちに、西国統治の重要拠点として1580年に羽柴（豊臣）秀吉が3層の天守閣を築き始めました。当時は現在の白亜の天守とは真逆の真っ黒のお城だったそうです！😲

なんとこの工事には約4000〜5000万人が参加したとも言われています❗️

池田輝政による「白鷺城」の完成(1601年〜1609年）

そして、関ヶ原の戦いが勃発した翌年の1601年、新たに城主となった池田輝政が姫路城の大改築を開始します。

改築を経て1609年に完成したのが、「白鷺城」としてお馴染みの真っ白な姫路城です！✨

世界文化遺産に登録(1993年)

400年経ってもなお美しい姿を見せる姫路城は、木材建築の中でも傑作であり世界的にも類を見ないと評価され、1993年に日本で初めて世界文化遺産に登録されました！⭐️

◯△□の壁の穴のヒミツ

姫路城の外壁には「狭間（さま）」と呼ばれる穴がたくさんあります。
狭間とは、敵に向かって鉄砲や矢で攻撃するために開けられたものです！

これらの穴は単にデザイン性のために異なった形になっているのではなく、軍隊の役割分担のために意図的に開けられたのだそう！

軍隊は丸部隊・三角部隊・四角部隊のグループに分かれていて、穴のおかげですばやい配置を実現していたとみられます！💨

かつては2500〜4000個ほどあったそうで、現在も1000箇所ほどの狭間が残っているとのこと！

さらに、普通の狭間に加え「隠し狭間」と呼ばれる狭間もあるのだとか！
普段は蓋のようなもので穴が塞がれカモフラージュが施されているのですが、いざという時には漆喰を内側から突き破って「隠し狭間」から攻撃をすることができます！💥

奇襲攻撃の際にも大活躍していた「隠し狭間」をぜひ探してみてくださいね！👀

石垣に使われた石のヒミツ

大きな天守閣を建てるには、どっしりとした石垣が必須です。

しかし、大量の石を集めることは容易ではなかったため、別の用途に使われていた石が「転用石」として使用されている場所があります！🫢

その中でも特に有名なのが、石垣の角に使われている四角く大きな石。
実はこの石、遺骸を収めるための石棺なのです🥶

姫路城周辺には有力者の古墳がたくさんあり、姫路城を築く際に石棺を掘り起こしてしまったそう...😵

なんとも驚きのエピソードですね。

天守の瓦の「隠れアゲハ」のヒミツ

姫路城の天守の瓦には、池田家の家紋であるアゲハチョウの紋が描かれています🦋
通常は蝶の頭が下に描かれているのですが、1つだけ逆さまの家紋が存在するそうです！

当時は「完成と同時に崩壊が始まる」という伝承が信じられていたことから、あえて家紋を逆さに配置することで、「未完成」の状態を保ちたいという狙いがあったのだとか！

レアな「逆さアゲハ」がどこにあるのか、ぜひ注目してくださいね！⭐️