こんにちは!ライターのちひろです(^▽^)/

突然ですが、スキー場と言えばどこを思い浮かべますか?
全国にたくさんあるけれど…私が最初に思い浮かべるのはニセコ スキー場です!

そこで今回は、日本だけでなく海外の人にも人気がある、そんなニセコ スキー場の歴史について書いていきます!

ニセコ スキー場の発祥

ニセコ スキー場の歴史は明治40年頃、地元の医師が自作のスキー板を子供たちに履かせて遊ばせたのが始まりと言われてます。その後、オーストリア・ハンガリー帝国の軍人であるレルヒ少佐が軍事視察のために訪日した際、祖国で習得したアルペンスキーの技術を伝えたことでスキーがニセコに定着しました。

このスキー場を一躍全国に広めるきっかけとなったのが、昭和3年春にニセコに訪れた日本の皇族である秩父宮殿下。2日間にわたりニセコ登山をしましたが、猛烈な吹雪のため帰りの時間が予定より遅れたため、一時遭難したとの噂がされるなど大騒ぎとなり、そんなアクシデントも含めニセコ登山のことが全国に報道されました!

空前のスキーブーム

昭和50年前半はスキーブームであり、ニセコ スキー場は「スキーのメッカ」「東洋のサンモリッツ(=スイスのマウンテンリゾート)とうたわれ、憧れのスキー場になりました。
道内はもちろん東京など道外の若い人々でにぎわい、リフトには長い行列ができて2~3時間待ち。待ちきれずにスキー板を担ぎゲレンデを登る人たちもいたほどだったそうです!

また昭和62年、映画「私をスキーに連れてって」がブームを加速させます。スキーはプロ級だが都会では冴えないサラリーマンの青年が、恋や仕事に目覚め自立していく姿を描いたこの作品は多くの若者を魅了し、これを見てスキーにハマった人が増えていきました。

多くの人を魅了する”パウダースノー”

このような歴史のあるニセコ スキー場ですが、現在でも多くの人が訪れています。数あるスキー場の中で、なぜニセコが選ばれているのでしょうか?
その最大の魅力はなんといってもパウダースノーです!パウダースノーとはサラサラした粉雪のことで、軽くて滑りやすい雪が柔らかく転んでも痛くないなどの特徴を持ちます。水分を含みベタベタとした重いタイプの「湿雪」と比べると、断然滑りやすいんですよね。

人里近くにこれだけのパウダースノーを降らせるエリアは世界でも稀と言われ、世界中のスキーヤー・ボーダーからはJAPOW(ジャパウ)という愛称で親しまれているそうですよ。

おわりに

いかがでしたか?
ニセコのスキー場は有名ですが、スキーが定着した過程までは知らなかったという方もいるのではないでしょうか。
もしニセコを訪れる機会があれば、ぜひ「パウダースノー」も体験してくださいね!

これからも、Made In Localと一緒に北海道の魅力を発見していきましょう!

参考

スキー場の歴史(中央バス観光開発株式会社)
https://annupuri.info/summer/aboutus/
映画『私をスキーに連れてって』(株式会社ムービーウォーカー)
https://moviewalker.jp/mv17709/
パウダースノーとは?楽しめる5つのスキー場をご紹介(トラベルイン株式会社)
https://www.travel-inn.co.jp/ski/ski-navi/powdersnow-recommend-skiresort/

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