皆さんこんにちは!

今回は24歳の西尾優汰代表が運営する大阪府の「AVERLA soccer school」に潜入してきました!

かつてプロサッカー選手を目指していた西尾代表がどのような思いでスクールの創設に至ったかについてのインタビューはもちろん、プロコースの練習の様子や選手インタビューもお届けします。子どもたちが描く将来の夢も必見です!

ぜひ最後までお読みください!⚽️

西尾優汰代表インタビュー

ー代表ご自身のサッカー経験について教えてください。

まず、小学3年生の時に小学校の少年団に入りました。

中高は部活動に入り、徳島県の海岸に近い学校に通っていたので砂浜を走っていました(笑) 僕の世代でリーグ昇格を達成できたことは嬉しかったですね。その後は専門学校へ進学し、卒業後に「AVERLA soccer school」を立ち上げて現在に至ります。

ーこれまでサッカー漬けの日々を送ってこられたと思いますが、サッカーの楽しさはどんな部分だとお考えですか?

僕は味方にいいパスが出せたときや、いいアシストができたときなど、チームワークを発揮して連携プレーをする瞬間が1番楽しいなと思います。

ーAVERLA soccer schoolを創設した経緯を教えてください。

プロサッカー選手になりたくて履正社スポーツ専門学校のサッカーコースで2年間全力でプレーをしたものの、サッカー選手という夢は遠くて。そんな中で専門学校でサッカーの指導についても学んできたので、今までの経験をムダにしたくないという思いで2023年6月にスクールを立ち上げました。

立ち上げ当初はSNSの活用や、公園でサッカーをしている子どもたちにチラシを配るなどで生徒を募集していました。ただ、なかなか選手が集まらなかったので、辞めるか辞めないかの瀬戸際に立たされたこともありました。それでもやっぱり来てくれている子どもたちを大切にしたい思いが強かったので、選手は3人ほどでしたが継続する道を選びましたね。その結果、今はたくさんの生徒とともにサッカーに打ち込めているので、頑張り続ければいい方向に進むんだなと実感しています。

ースクールには現在どのような種類のコースがありますか?

通常コース・プロコース・ファーストクラスの3種類があります。初心者も大歓迎で、現在は年少児〜小学3年生を募集しております。

ー代表と5名のコーチが在籍されているとのことですが、指導の際に心がけていることを教えてください。

子どもたちは練習に飽きてきちゃうと、ボールに座ったりとかコーチの話を聞かなくなったりするんですけど、それがすごくもったいないと思っているので「常に子どもたちが集中できてかつ楽しくサッカーができるように」ということを心がけ、自分自身が小学生時代にやっておけばよかったなと思うメニューを積極的に取り入れています。

スクールではサッカーを始めてから1年も経っていない選手や、3、4年経験を積んでガッツリサッカーをするために入団する選手もいて、個人的なレベル自体はかなりバラバラな状況です。ただ、チームとして地域の大会で優勝することができる実力になってきたので、もっと強い相手にも勝てるように子どもたちと成長したいと思います。

ー子どもたちのサッカー歴がバラバラな中で、大会で成績を残せている要因はなんだと思いますか?

サッカーはチームスポーツなので、上手い選手に任せっきりのチームは勝ち進めないと思っています。なので、それぞれの役割を自覚してもらうことを大切にしています。

初心者の子どもたちには難しいドリブルではなくて「止める」「蹴る」などのすぐに上達する部分を重点的に教えています。経験のある選手には初心者の選手をサポートする方法や、チームワークの強化といった部分をしっかりと教えているので、チームがうまく回っているのかなと思いますね。

ー月謝無料のファーストクラスを新設された経緯を教えてください※2025年度の募集は終了しています。

ファーストクラスは1年間月謝無料でサッカーを教えるコースです。

子どもがサッカー選手になりたくても、費用を支払うことが難しかったり、家庭の都合でサッカーを習わせることができなかったりすることがあると思います。そんな未来ある子どもたちが夢を諦めないようにサポートさせていただきたいという思いで、このクラスを立ち上げました。

ー素敵な取り組みですね!では、最後にスクールの今後の展望をお聞かせください。

プロサッカー選手を目指している子たちの夢をサポートすることはもちろん、プロは目指していないけれどサッカーが大好きで来てくれている子たちでも、サッカーを続けていれば社会人になっても大切な「諦めない力」や「継続力」が身に付くと思います。そのため、指導の中でその重要性をしっかりと伝えるようにしています。

また、2025年から4種リーグという小学生のリーグに参加するので、リーグ戦で優勝することを目指して活動を続けます。将来的に自社のサッカーコートを作ることも目標です。

プロコースの練習に潜入!


ここからは、毎週木曜日に大阪府堺市のSPORTS PARK東海岩室で実施されている「プロコース」の練習の様子をお届けします!

選手たちはウォーミングアップから大きな声を出して取り組みます。

この日は台湾から2名の選手が練習に参加していたのですが、彼らともハイタッチやジェスチャーなどを使って積極的にコミュニケーションを取っている姿が印象的でした!

また、素早さなどを身につけるアジリティでも、選手が飽きないようさまざまなメニューが用意されています。

基礎練習を終えた後はボールを持ってリフティングやシュート練習に移ります。コーチからの1人ひとりに対する丁寧なアドバイスを受け、選手たちは個々の課題と向き合います。

練習の最後にはミニゲームを実施!待ちに待った実戦形式の練習に、選手たちの顔も一層明るくなります!終盤にはコーチたちもゲームに参加し、よりスピード感のある試合となっていました。

また、選手たちは試合開始前に円陣を組み、味方がゴールを決めると声を出して盛り上げます。このようにチームワークが感じられる一面も見られました!

選手インタビュー

(左からひゅうがくん、さきとくん、りるとくん)

試合後に選手3名へインタビュー。質問をすると「はい!」と挙手をして答えてくれました!未来のプロサッカー選手たちの声をお見逃しなく👀

ーみんながサッカーを始めようと思ったきっかけを教えてください。

ひゅうがくん:プロサッカー選手になってみたかったから!

さきとくん:お兄ちゃんがやってて、楽しそうだと思ったから!

りるとくん:サッカーのテレビを見てうまくなりたいなと思ったのと、選手がかっこよかったから!

ースクールでサッカーを練習してきて成長できたことはどんなところですか?

りるとくん:体を入れてボールを取ること!

さきとくん:声を出して首を振れる回数が増えた!

ひゅうがくん:前までは守備ばっかりですぐにパスを出してたけど、今はちょっとずつドリブルができるようになってきた!

ー思い出に残っている試合はありますか?

さきとくん:4-0で負けた相手と0-0の試合ができたこと!みんな気合いが入っていて、声も出ていたから守備がしっかりできました。

ひゅうがくん:ヤクルトジュニアカップで守備がうまくできて、MVPになったこと!

ー最後にみんなの将来の夢を教えてください。

りるとくん:香川真司選手みたいなサッカー選手になりたいです!あとはセレッソのキーパーのキム・ジンヒョンがゴールを守ってくれて強いから憧れです。

さきとくん:まずはセレッソ大阪に入って、日本代表に選ばれて、マンチェスターシティーに入りたい!憧れの選手は柿谷曜一朗選手で、パスを繋ぐプレーとかドリブルができる選手になりたいです。

ひゅうがくん:プロサッカー選手になりたいのは一緒で、僕は海外の(フィルジル・)ファン・ダイクみたいになりたいです!

ーありがとうございました!これからも応援しています!

最後には3パターンのポーズを決めてくれました!

毎回の練習を大切にしていることや、大会に参加した際には新しい対戦相手との出会いが楽しみだとも話してくれた選手たち。今後もさらなる活躍を見せてくれることでしょう!

ぜひ読者の皆様も温かいご声援をお願いいたします⭐️


おわりに

一時は心が折れそうになりながらも、子どもたちを大切にしたいという思いからスクール運営に励んできた西尾代表。今では夢を追いかける子どもたちの明るい声がたくさんフィールドに響き渡っています。

これからプロとして羽ばたく選手の輩出はもちろん、サッカーを通じて諦めない力を身につけ、次のステップへ進む選手たちにも期待しましょう!

2025年からAVERLA soccer schoolは小学生の4種リーグにも参加しますので、こちらもぜひご注目ください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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いただいたご支援は、未来ある子どもたちがサッカーを諦めないことを目的とした「ファーストクラス」の運営に使用させていただきます。スクールからプロサッカー選手を輩出する目標へぜひお力をお貸しください。

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