企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
株式会社CZEは、食品製造工場に長年携わってきた社員と企画開発を担当する姪、その3人で始めました。果実王国山梨県の規格外果実に着目し、付加価値をつけ、新しい山梨県の特産品として生まれ変わらせるべく立ち上げられました。創業当初は新しい技術の実用化と農家さんとの連携、販売先が大きな課題で、多くの試行錯誤を重ねながら丁寧な製造を進めました。現在では、その価値を認めてくれている有名リゾートホテルなどでお着き菓子として使用してもらったり、OEMにて独自技術の水分を与えると乾燥前の状態に戻るという性質を利用した商品なども製造させていただいております。もう一つは、産地との契約栽培や技術支援を通じた地域連携に成功し、地元農家との信頼関係を築いたことです。これにより、単なる加工会社から、地域密着、地域の魅力を発信していくアップサイクル加工事業者へと成長しました。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
株式会社CZEは、独自の技術、丁寧な製造、超小ロットOEMを核に、農産物の高付加価値化と食品ロス削減を推進しています。特殊設備と技術は高い参入障壁を形成しており、競合との差別化に直結しています。今後は安定した財務基盤と豊富な産地・流通ネットワークを活かし、国内外への商品展開をさらに加速させる計画です。加えて、地域連携型の契約栽培や加工支援を強化することで、農産物の品質向上と持続可能な食文化の創造に貢献していきます。革新的技術と迅速な事業推進力を武器に、CZEは次世代の食産業をリードし、農業と食品加工の新たな価値を社会に提供していくことを目指しています。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
株式会社CZEは、地域資源を最大限に活かし、農産物の高付加価値化と食品ロス削減を通じて地方創生に貢献しています。通常、農家が規格外や破棄する果実を買い取り、農家の収入源を支援するとともに、独自の乾燥技術、お客様のご希望の加工で新たな製品にすることで食品ロスを大幅に低減しています。現在は契約栽培や加工支援を通じて地元農家との連携を強化し、地域経済の活性化に取り組んでいます。今後は、地域産品の国内外展開や雇用創出、技術教育を推進し、SDGsの目標達成に向けた持続可能な食文化の構築を目指します。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
「農産物を無駄にせず、新しい価値を生み出す」という想いを胸に、日々の業務に向き合っています。農家が大切に育てた作物を独自の技術で加工し、新しい商品へと生まれ変わらせる過程には大きなやりがいがあります。試行錯誤を重ねながら成果が形となり、消費者や地域の笑顔につながった瞬間は何よりの喜びです。仲間と目標を共有し、ともに挑戦を乗り越える過程には楽しさと達成感があり、社会に貢献している実感と自らの成長を同時に得られることがCZEで働く大きな魅力となっています。

ひとを知る

代表取締役社長
中村和也
中村和也(チャーリー)は山梨県で乾燥果実工場「株式会社CZE」を運営。長年海外で金融業に携わる中、帰郷のたびに農家の跡取り問題や果実の廃棄を目にし、姪と共に地域での挑戦を模索。UIW乾燥法との出会いと姪の菓子製造経験を機にCZEを設立し、地域果実を活かした高付加価値食品の展開に取り組んでいます。
SDGsへの取り組み
- 【3】添加物不使用の高品質果実加工品で、消費者の健康的な食生活を支援。
- 【12】規格外果実を買い取り加工し、食品ロス削減と持続可能な生産を実現。
- 【15】地域農家と連携した契約栽培・技術支援で、持続可能な農業と農地保全に貢献。
企業プロフィール
| 企業名 | 株式会社CZE |
|---|---|
| 所在地 | 〒405-0014 山梨県山梨市上石森301 |
| 創業年 | 2021年創業 |
| 代表者 | 代表取締役社長 中村和也 |
| 事業内容 |
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| WEBサイト | リンクはこちらから |
| WEBサイト | ECサイト 山梨乾燥果実工房 |
| 企業ロゴ | ![]() |


























































