企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
共同代表の竹内が2021年、果樹農家になるという強い思いを胸に山梨へ移住。研修先で直面した「農業を始めたい人が環境を得られない」という現実が、山果屋の原点です。2023年の設立と同時に、地域の耕作放棄地を整備した圃場を借り受け、果樹栽培を開始。空き家や遊休農地を活用して農家の拠点を整備し、就農希望者の受け皿となる仕組みを構築しました。2024年には南アルプス市・笛吹市・甲州市の3エリアで本格的に事業を展開。
そして2025年現在、会社所在地・圃場所在地である富士川町においても複数拠点の整備を進め、新規就農者の受け入れまで実現するに至っています。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
独自の研修・定住支援制度を通じて、新規就農者を段階的に育成し、地域に根ざして暮らしを営む果樹農家を輩出しています。
遊休農地や空き家を再生し、果樹農業に必要な作業場・貯蔵庫・農機置き場を完備した“農家ステーション”を地域に展開。新規就農者がすぐに始められる環境を整えています。
農業を「生き方」として捉え、単なる営農支援ではなく、暮らし・仕事・地域との関わりを一体的に支援する仕組みが他にはない最大の特徴です。
今後は地域の拠点を基盤に、直売所や、体験型コンテンツなども展開し、農業を“特別なもの”ではなく“選べる生き方”として社会に広げていきます。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
山果屋は、空き家や耕作放棄地を果樹農業の拠点として再生し、地域資源を活かした持続可能な仕組みを構築しています。農業に挑戦したい人が地域に根ざして暮らしながら働けるよう、出荷場や作業場などを備えた拠点を整備し、生活と農の循環を支えています。
また、私たちは自然との共生を大切にし、農薬を抑えた減農薬栽培や土壌を傷めない管理技術など、環境に配慮した生産方法を実践。農地を守りながら、果物本来の味わいや力を引き出す農業を追求しています。
地域に根ざした「生き方としての農業」を次世代につなげることこそが、私たちの考える地方創生であり、SDGsの実践です。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
新卒・中途を問わず毎年、生産部門・企画部門での採用を行っています。特に、これからの果樹農家のスタイルを自分の手で切り拓いていきたいという想いを持った方を歓迎しています。
私たちは、空き家や耕作放棄地を活かして出荷場や作業場を整備し、地域に根ざした“果樹インフラ”を再構築しています。新規就農者が安心して暮らし、挑戦できる環境を広げることが、山果屋の役割です。
生産未経験の方でも、独自の研修制度と生活サポート(住居・車両など)を通じて、一歩ずつ果樹農家としての道を歩んでいくことができます。業務委託や副業での関わり方なども柔軟に検討していますので、関心のある方はお気軽にお問い合わせください。

ひとを知る

代表社員
竹内 大
埼玉県出身。サラリーマンを経て、幼少期からの「自然と共に生きる」夢を叶えるべく果樹農家へ転身。2020年に山梨県へ移住し研修を開始、2023年に独立。移住・就農時に感じた課題をきっかけに、果樹農家と新規就農者の支援を行う「山果屋合同会社」を設立。自らも暮らしの中で、より良い移住・就農のあり方を探求している。
SDGsへの取り組み
- 【4】高齢農家からの継承が難しい現状を打破し、果樹の知識と技術を体系的に学べる環境を構築しています。
- 【11】空き家や耕作放棄地を活用して暮らしと仕事の拠点を整備し、地域に定住し続けられる選択肢を増やしています。
- 【15】減農薬栽培を通じて自然と共生し、地域資源を守りながら持続可能な果樹農業を次世代へつなげています。
企業プロフィール
企業名 | 山果屋合同会社 |
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所在地 | 〒400-0514 山梨県南巨摩郡富士川町平林871 |
創業年 | 2023年創業 |
代表者 | 代表社員 竹内 大 |
事業内容 |
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