企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
小さな米菓商店として始まり、1952年に法人化しました。米菓の卸売業をメインに、その他アイスクリームの代理店営業、病院売店の経営、アイススケート場の経営など、幅広い業務を担っておりました。アイススケート場は、圏央道建設にあたり閉店し、代替事業として現在も経営するゴルフ練習場を開業。その後、老朽化した工場の立て替え工事に着工したところで、東日本大震災が起こり一旦工事を中断。超多品種小ロット生産、また卸売による利益率の低さを改善するべく、製造品種を絞り、小売に特化した業態に転換することを決めました。ここが、大きな転換点となり、製品の中で、一番自信があり、強みでもあった「どら焼き」の専門店として、新ブランドを立ち上げました。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
絶対的な自信を持っている、どら焼きの「皮」の美味しさは何よりも大きな強みだと考えます。奇想天外な「発想」だけならばいくらでも出せるが、それを実際に「食べておいしい」「また食べたい」美味しさに作り上げる技術とセンスが、弊社にはあります。ネット通販が主流になりつつある現代に、「顔の見える販売」にこだわり、商圏を絞り、「地域一番店」になることを目指し、実際に店舗に足を運んでいただくだけの価値のある「商品」と「サービス」と「接客力」を、すべてのお客様に認めていただけるよう、更に強化していきます。

企業から見た地域の魅力について
御社から見た多摩(東京)地域の魅力について教えてください。
「東京・八王子」は、多様な人々が集う魅力的な街です。地元に暮らす住民、都心へ通う通勤者、そして多くの学生たちがバランスよく共存しており、地域全体に活気があります。特に注目すべきは、八王子市民の強い地元愛。地域イベントや商店街の活動など、街をより良くしようという想いが根付いています。また、公共交通機関も非常に充実しており、JRや私鉄、バス路線が網の目のように広がり、車を使う際も道路が整備されていてアクセスが快適。暮らしやすさと利便性を兼ね備えた、理想的な環境です。
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企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
私たちが大切にしているのは、誠実さと真面目さを持ち、何事にも真正面から向き合える人です。
「嘘をつかない。ごまかさない。」――当たり前のことですが、仲間との信頼関係を築く上で不可欠です。そしてその姿勢は、お客様に対しても同様です。小売業・サービス業において、誠実さは信頼の土台であり、私たちの仕事の根幹を支える最も重要な価値観です。この想いに共感し、行動で体現できる方と、一緒に働けることを楽しみにしています!
ひとを知る
代表取締役社長
山際 由光
大学で食品工学を学んだ後、米菓製造会社に就職、米菓全ての製造工程を習得。しかし古い職人の多い米菓製造業のみでの事業展開に限界を感じ、和菓子の製造技術を学ぶため、製菓学校に通ったり、外部から指導者を招き、技術を習得した。生まれつきの器用さもあり、作ることが楽しく、続々と新商品を開発し、製法特許も複数取得した。その後、独自性のある今の時代に合った「どら焼き」で、事業を展開したいと考え、卸売業やOEM生産などからすべて撤退し、どら焼き専門店を開店。
SDGsへの取り組み
- 【7】レジ袋有料化の際、環境配慮を考慮のうえ、お客様へもご不便の無いよう協議した結果、バイオマスプラスチックのレジ袋を採用することとした。
企業プロフィール
企業名 | 東洋米菓株式会社 |
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所在地 | 〒192-0081 東京都八王子市横山町9-13 |
創業年 | 1952年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 山際 由光 |
事業内容 |
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