企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
経験年数2年半で独立を果たしましたが、誰もが私の無謀な挑戦を笑いました。しかし一部の人達が支えてくれて、その支持者の思いは波が広がるように次々と私を支えました。そして今度は私が眼鏡という大きな武器で誰かを助ける番だと考えています。当時、奇しくも日本の眼鏡マーケットは、激安店の参入により大きく変容を遂げる時期でした。中小零細眼鏡店が主導だった眼鏡業界は大手の安売り店に主役が交代したのです。弊社は創業から小さいことを誇りに、小さいから出来る事を追求してきました。その集大成がプリズム処方とビジョントレーニングをまとめた、RTM式眼鏡調整法です。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
眼鏡は店頭に並んでいる間はフレーム・レンズ共に半製品です。これらの半製品を製品化する過程で、視力測定・レンズの加工・フィッティングという作業が生じます。この製品化作業の多くを他の眼鏡店は、低価格化の名の下に手間を省いていきました。その結果、価格以外の競争力を大幅に失ってしまったのです。そこで弊社は小さいからこそ出来る眼鏡を仕立てる過程に重きを置きました。斜視や斜位を矯正するプリズム処方と、目と脳を鍛えることで体とリンクさせるビジョントレーニングの確立こそが、弊社の強みです。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た多摩(東京)地域の魅力について教えてください。
吉祥寺に限らず多摩地域は、都内の繁華街に比べてカジュアルなところが大きな魅力です。かしこまっていては眼鏡を作る過程でお客様との綿密なコミュニケーションを取ることが困難になってしまいますが、店員と腹を割って話せる雰囲気が街中に溢れています。また吉祥寺は日本一の眼鏡屋激戦区で、安売り店から高級店、お洒落なブティックのようなお店まで全て揃っているため、眼鏡選びに困らない「眼鏡の街」とも言えます。きっと眼鏡でお困りの方には魅力的な街に見えるのではないでしょうか。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
人と触れ合い、人から感動のお声を頂いただけるのが眼鏡屋という商売の醍醐味であると言えます。そのため、人と話すことを楽しめる方に来ていただきたいです。学歴は特に問いません。現代は学歴社会で勝ち抜き、お勉強が出来れば良い人材と言われた時代は過ぎ去り、記憶や計算はAiやコンピューターに任せた方が効率が良い時代です。この時代にゼロからイチを、無から有を創りだせる方に弊社で仕事を楽しんでいただければ何よりです。

ひとを知る

代表取締役
伊藤 次郎
小さいからこそ出来ることにフォーカスし、自分だけの武器として活路を見出した斜視や斜位の方向けのプリズム処方を発案。より多くの方を救うために大手主導のマーケットではない中小零細眼鏡店の存在意義を広報してきた。その後プリズム処方だけでは多くの方の力になれないことに気付き、プリズム処方とビジョントレーニングの統一理論「RTM式眼鏡調整法」を独自に編み出し提唱している。
SDGsへの取り組み
- 【3】地方の産業や暮らしを支えるインフラである眼鏡店が、これ以上減少しないようセミナー講師として日本国内を巡っています。
- 【4】義務教育時の視力測定を重視した判定法ではダイアの原石である子供を救えません。そのため、子供の目を見る専門家の育成に取り組んでいます。
- 【12】「勿体無い」の精神で物の寿命の最後まで責任を持って修理・整備し、ご使用いただいています。
企業プロフィール
企業名 | 有限会社ojim |
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所在地 | 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-11-21-1F |
創業年 | 2004年創業 |
代表者 | 代表取締役 伊藤 次郎 |
事業内容 |
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企業ロゴ | ![]() |