創業は順風満帆なものではありませんでした。信頼していた顧客から取引を見送られ、仕入先からは「信用の無い会社にはまともな取引は出来ない、だが廃棄する素材を使った注文なら受けても良い」といった難しい取引もあったりしました。今思えば営業マンとして信頼はあっても所詮は会社の看板で上手くいっていただけなんです。考えが甘かったんだと痛感しました。それからはとにかく営業し、廃棄する素材をとある業種の製品に利用してもらったことがきっかけで、「ゴミもお金になるんだ」と気づきました。それからは廃棄パレットを買い取る中古事業や、建築端材を再利用した再生事業を展開し、物流業界のトータルアシストを行なってまいりました。

中古事業や再生事業で得られたノウハウはSDGsの一環として多くの企業に役立ちます。たとえば、パレットの使用頻度が高い企業は、廃棄処理問題に直面しています。そこで弊社が製品を買取り、顧客は処分費用が削減されることで、環境問題に貢献できるのです。再生事業についても同様で、建築端材の再利用は廃棄処分量を削減し製品として生まれ変わらせることでバージン材の使用低減に繋がります。柊の強みは新品・中古・再生の3種類を提案でき、環境問題に貢献するための手段を多く持っていることで他社と差別化を図っております。現在はパレットの自社生産と顧客の魅力を世界に広めるための動画事業を展開し、さらなるアシストを実行しています。

青梅市は、東京とは思えない自然豊かなエリアです。ご近所さんとの距離も近く、どこか昭和の風情を漂わせている懐かしさを感じさせてくれると思います。少し歩けば田んぼや茶畑が広がり、山も歩いて行ける距離にあります。春は塩船観音寺のつつじまつり、夏は川でBBQや青梅市市民納涼花火大会、秋は青梅宿アートフェスティバルや紅葉狩りを楽しみ、冬はだるま市や青梅マラソンなど一年を通して多くのイベントが開催されます。都心へのアクセスも電車1本で行けますし、職場も施設も自然と調和しながら充実しています。私の子どもたちもこの絶妙な自然と都会の一体感ある青梅市から出たくないと話しておりました。

柊では、働く人々がプライベートを充実できる豊かな暮らしを実現できるための人材を募集しています。現在も残業は無く、土日祝日はもちろんの事、大型連休も取ってますので年間休日は120日以上あります。そのためには業務を如何に効率よく行えるか、今日だけじゃなく数年後を想像して働けるかが鍵となります。将来を模索し、今の業務に日々「これで良いのか」と疑問を持ち、会社とともに成長できる人材が集まることを期待しております。営業・現場製造・映像制作など、これから様々な仕事を展開して行く予定です。社会に必要とされるサービスを生み出し、地域貢献と企業発展を同時に達成しましょう。