企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
当社の原点は、戦後の混乱期に創業者・井之口秀次郎が営んだ京都市場と地元を結ぶ運送業にあります。当時は廃棄物処理の仕組みも整わず、法整備が進むなか市町村は住民の出す廃棄物の処理に課題を抱えていました。そんな折、トラックを有していたことから行政より声がかかり廃棄物収集運搬を担ったのが私たちの第一歩です。
その後、地域の衛生環境を守る使命を胸に「栗東清掃社」として事業を続け、地域に根ざした活動を重ねてまいりました。転機となった1988年には、環境事業以外の分野も広げ事業多角化を図るため「栗東総合産業株式会社」へと社名を改め、現在の事業基盤を築きました。これからも創業の精神を礎に、地域に必要とされる企業であり続けます。
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御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
当社は、廃棄物収集運搬や排水管メンテナンスなど、地域の暮らしを支える環境事業を柱として歩んでまいりました。現場を熟知したベテラン社員や、浄化槽管理士などの有資格者を含む専門性豊かな人材が揃い、地域や行政、業界団体との間に培った厚い信頼が私たちの大きな強みです。さらに環境事業にとどまらず、飲食や中古釣具販売など、多様な事業展開を通じて地域の豊かさにも寄与してまいりました。こうした経験と知識を活かし、経済成長著しいベトナムでの水環境事業にも挑戦しています。これからも地域に根ざしながら、日本全国、そして世界へと視野を広げ、持続可能な社会の実現に向けて歩みを進めてまいります。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
創業から60年、栗東市を拠点に廃棄物処理や水処理を通じて地域の衛生環境を守り続けてきました。これまで培った水処理の技術やノウハウを活かし、ベトナムで汚泥処理に取り組み、発生した汚泥を資源活用することで、環境負荷軽減に貢献しています。また、県内企業を中心に多様な技術を持つ企業や研究者の海外進出をサポートしています。
地元で活動する企業とタッグを組みコラボ商品を開発するなど、地元企業同士で連携し地域経済の活性化を目指し活動しています。これら多角的な取り組みを通して地域とともに持続可能な未来を創り続けます。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
当社では、新卒・中途を問わず、前向きに挑戦し続けられる方を求めています。創業以来、多様な分野の事業に取り組む中で挑戦を大切にする企業文化を育んできました。若手社員にも積極的にプロジェクトを任せる体制を整えており、定期的な面談や上司・先輩によるサポートを通じて、一人ひとりの成長をしっかり後押ししています。仕事を通じて自己実現や成長を実感したい方にとって、挑戦できる環境が整っています。また、私たちは「三方よし」の精神を大切にし、地域や社会への貢献を常に意識しています。自らの仕事を通じて人や社会の役に立ちたい、仲間とともに成長しながら世の中に貢献したいという想いを持つ方を心より歓迎します。
ひとを知る

代表取締役
井之口二三雄
昭和27年10月滋賀県栗東市生まれ。昭和58年に栗東総合産業株式会社の前身に入社。昭和62年より社内業態改革に取り組み、土木建設業や廃棄物処理、運送事業など多角化を目指す。平成12年にはベトナム事務所を開設し、環境事業を展開。平成13年より飲食・釣具販売事業にも参入し、持続可能な経営を目指している。今後とも新たな企業成長戦略の展開を推し進める。
SDGsへの取り組み
- 【5】女性の活躍を推進するため、現在9%の女性比率を10年後に20%へ引き上げることを目指しています。
- 【6】【14】ベトナムにおいて、水処理事業培った経験を活かし魚の養殖池の水質改善プロジェクトに取り組んでいます。
- 【11】【13】気候変動による一次産業の影響に対応するため、技術を持った企業研究者と連携し解決を図っています。
企業プロフィール
企業名 | 栗東総合産業株式会社 |
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所在地 | 〒520-3036 滋賀県栗東市十里244番地 |
創業年 | 1962年創業 |
代表者 | 代表取締役 井之口二三雄 |
事業内容 |
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