企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は1979年に創業し、1980年に世界初となる遠赤外線を利用した自動ドア用センサーを開発。マット式が主流だった自動ドア業界にイノベーションをもたらしました。その後早期に海外展開を推し進め、2003年には東証一部上場を果たしました。2017年に持株会社制に移行し、現在は親会社であるオプテックスグループ株式会社の主要事業会社として運営しております。特に屋外におけるセンシングで高い技術力を有し、現在では防犯や設備監視・照明・水質計測など、複数の領域で製品・サービスを展開。経済産業省が選定するの「グローバルニッチトップ企業100選」には2017年、2020年と2回連続で認定されています。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
世界シェアは屋外用防犯センサーで40%、監視カメラ用投光器は50%、自動ドア用センサーは30%にのぼります。また自動ドア用センサーの国内シェアは50%以上あり、皆さまが普段通過している自動ドアのセンサーの2つに1つは弊社製です。オプテックスは「特定用途向けセンサー」を手がける、いわゆる汎用品をつくらない会社。現場の課題に徹底的に寄り添ってセンサーを鍛え上げる点は他社にはできない強みだと考えています。今後も各事業領域で用途を特定して、そこに最も合った製品やソリューションを届ける「ニッチトップ戦略」にグループ全体で取り組んでおります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た滋賀地域の魅力について教えて下さい。
琵琶湖や山々に囲まれた、大変自然豊かな地域です。グローバルにビジネスを展開しているため、本社の場所が東京であっても滋賀県であっても世界から見れば誤差の範囲です。そうであれば魅力あふれる自然に囲まれた方が心身に良く、よりクリエイティブに働けるだろうと考えております。実際にオフィスからも気持ちのよい景色が広がりますが、外部から来られたお客様から例外なく羨ましがられるほどです。また我々は地域企業であるからこそ、より広い視野や幅広い選択肢を持つべきだと思っています。滋賀県には古くから近江商人の理念「三方よし」が根付いてますので、ビジネスを広げていくという視点でも良い環境であると考えております。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
オプテックスには6つのキーワード「創造せよ」「成長せよ」「自己を確立せよ」「外部を活かせ」「ゆとりを持て」「夢を持て」からなる”オプテックス・スピリット”が存在します。私たちは既成概念にとらわれない自由な発想やアイデアを駆使して、世の中にまだない新たな製品や価値を創り出すためには、個人の夢や目標を尊重することが大切だと考えてきました。このスピリットは創業以来脈々と受け継がれ、これからも変わることのないオプテックスのDNAです。これらのキーワードに共感いただける方に、オプテックスでご活躍いただきたいと考えております。
ひとを知る
代表取締役社長
上村透
1983年に大学卒業後、三洋電機株式会社に入社。コーポレートR&Dや新規事業開発に従事した後、2006年にオプテックスに入社。CTO・複数事業の執行役員・取締役を経て2017年に代表取締役社長に就任。ベースキャリアは情報通信システム・デジタルAV技術/製品/事業開発。 セキュリティセンサー・自動ドアセンサーなど特定用途向けセンサー事業と共にIoT活用によるサービスソリューション事業を推進している。
SDGsへの取り組み
- 【11】弱い立場の人々が安全に通過できる自動ドアセンサーや安全な住環境を支える防犯センサー、災害発生を検知するセンサーなどを通じて住み続けられる街づくりを支えます。
- 【13】「ニッチも積もれば山となる」をスローガンに電力使用量を極力抑えたセンサーなどを世界中に展開し、CO2削減貢献量の増加を目指しております。
- 【17】外部とのパートナーリングやM&Aを通じて安心・安全、快適な社会づくりに貢献します。またベトナムに生産体制を設けグローバルな供給体制を強化しています。
企業プロフィール
企業名 | オプテックス株式会社 |
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所在地 | 〒520-0101 滋賀県大津市雄琴5-8-12 |
創業年 | 1979年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 上村透 |
事業内容 |
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