企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
1941年創業者である祭本良樹により前身となる祭本商会を設立。自転車を伝統産業とする堺を拠点に、国内工場での生産や販売会社の設立し、市場でのシェアを拡大していく中、いち早く海外拠点である上海に工場を建設した。業界では日本国内に大規模な工場を建設し、生産拠点を設ける企業が多い中、海外工場を建設するという時代の先を見据えた大きな決断が、サイモト自転車の業界内シェアを大きく引き上げた。
翌年には物流拠点として埼玉県幸手市に関東支店を設立。その後は愛知県に東海営業所、福岡に九州支店を設け、物流網を万全なものにすることにより、年間の販売台数は国内トップクラスとなっている。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
サイモト自転車は商品の企画、製造はもちろん、品質管理まで消費者が安心して使用できる商品を提供し続けています。サイモト自転車という名前は日々の生活の中では、あまり目にすることはないかもしれませんが、大手小売店のプライベート商品やOEM商品の多くを手がけ、みなさんの生活の足となり生活を支える一役を担わせていただいています。一般的にママチャリと呼ばれる自転車から、スポーツ、お子様、シニア等の様々なジャンルの自転車開発に取り組み、近年開発に力を注いでいる電動アシスト自転車まで、安心・安全に乗れる自転車を今後も開発し供給し続けていきます。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た堺・泉州地域の魅力について教えて下さい。
世界最大の墳墓である仁徳天皇陵古墳をはじめとする歴史や文化、山や海など恵まれた自然に囲まれ貿易都市・商業都市として栄えた堺は、我々の自転車産業をはじめとした様々な技術を持った職人や商人に支えられて発展してきただ街だと思います。
当時からそういった人々が全国各地に技術や情報を広めて伝承してきた歴史はこの地域に根付き、想いはいま現在も多くの企業や人に受け継がれ続けています。古くから伝承してきた技術だけではなく、思いも受け継いできたことで魅力のある街を作り、発信する力を持った人々が育つ地域が堺・泉州だと思います。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
モノ作りに興味を持ち、発信できる方と一緒に働きたいと思います。販売はもちろん自転車メーカーとして安心・安全に乗っていただける自転車の企画や開発、品質管理など様々な関連部署があり、主な生産地である中国工場との仕事も日常です。
国内で生産を行っていた頃から、これまで培ったきた知識や技術を伝承し伝え繋げていくこと、また新しい商品の企画や製作に意欲的に取り組んでいくことを共有し、社員全員と一緒に成長できる会社でありたい。そういった思いを持ち、社員それぞれが自主性と協調性を持って発展していける会社作りを目指しています。
ひとを知る
取締役統括部長
祭本 利樹
大学卒業後、株式会社シマノで営業の基礎を学び、サイモト自転車株式会社へ入社。生産拠点の上海に駐在し、モノ作りの基礎を学ぶ。帰国後は九州支店へ赴任、全国配送での重要拠点の立ち上げに貢献。その後、営業の前線である関東を拠点に全国のマネジメントを手がけ、オリジナル電動アシスト自転車の開発リーダーとしても活躍。堺の伝統産業である『自転車』の発信を続けている。仕事の傍ら、法政大学大学院で学びMBAを取得。
企業プロフィール
企業名 | サイモト自転車株式会社 |
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所在地 | 〒592-8334 大阪府堺市西区浜寺石津町中1-2-26 |
創業年 | 1941年創業 |
代表者 | 代表取締役 祭本 茂 |
事業内容 |
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