企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
初代は元々、大阪市内でホーローとは別の米穀店を営んでおりました。縁あってホーロー加工をしている社長様より会社を譲り受け、「尼崎エナメル株式会社」として事業をスタートしました。初代は泉佐野の出身ということもあり、昭和44年に現在の泉南市に移転し「阪和ホーロー株式会社」と改名しました。
販売先としては、家庭用業務用厨房機器メーカー様やシステムキッチンメーカー様が多くこれらの企業様との取引実績を積み重ねてきました。これまで約65年の事業を行ってこれたので、創業100周年を目指せるよう今後も商品開発にも力を入れていきたいです。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
ホーロー加工には主に2種類あり、部品のホーロ加工とキッチンで使う雑貨・商品のホーロー加工の2つに分かれます。ホーロー加工自体を行っておいる企業様も少ないですが、この2種類は作り方が若干違うために両方製造しているのは国内でも数社で、大阪府内では弊社だけになります。
ちなみに商品のホーロー加工は部品のホーロー加工と違って、ホーローを3回塗ったり、様々な色の塗料を用意しなければならない等の手間がかかってしまいますが、その中でも特徴として、弊社はISO14001を取得しているため、環境に悪影響となる塗料は使わないようにしています。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た堺・泉州地域の魅力について教えて下さい。
海と山が近いので美味しい「食」に触れられることが泉州エリアの魅力です。泉南は農作物も盛んで、漁場も近く新鮮な魚を得ることができます。そのような自然豊かな土地であるにもかかわらず、車や電車ですぐに都会にアクセスできるというのはビジネス上においてもプライベート面においてもかなり恵まれた立地であると言えます。
また、泉南エリアは紡績業が盛んだったことから素晴らしい技術をお持ちの企業と商工会議所等で交流できるのは非常に魅力に感じています。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
ホーロー加工は奥が深いため未経験者でも、丁寧に指導し1人前の製造技術者へと育てていきたいと思っています。そのため、スキルより人柄を重視します。素直に教えたことを守って仕事をしてくれる人・挨拶や返事など当たり前のコミュニケーションができることなど、社会人として働くにあたって必要なことばかりです。
工場の中は加工処理の関係で温度が高いため、体力を要するのですが、その分自分の手掛けた商品が世に使われていることを知れば非常に喜びに変わります。先日も朝日放送の「おはよう朝日です」に商品が取り上げられた時は皆で喜びました。大変なことも喜びに変えられる環境に興味のある方は是非ご応募いただければと思います。
ひとを知る
代表取締役社長
高野 幸雄
大学卒業後、イベント会社で約2年勤務し、その後に当社へ入社した。製造や営業を経験し、平成10年に代表取締役に就任する。創立50周年で工場および本社を現在地(大阪府泉南市りんくう南浜2-19)へ移転し、平成19年にはISO14001・平成24年にISO9001を取得した。
企業プロフィール
企業名 | 阪和ホーロー株式会社 |
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所在地 | 〒590-0535 大阪府泉南市りんくう南浜2-19 |
創業年 | 1957年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 高野 幸雄 |
事業内容 |
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