企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は1894年に創業し、お菓子の製造・販売を行ってまいりました。夏の暑い時期が来ると甘いお菓子が売れなくなってしまう対策として、当時流行りはじめていたアイスの製造に挑戦したことが現在の事業形態のきっかけです。当初は手作りで製造していたアイスを一度に大量に製造するために私の父が入社後、最初に当時の代表である祖父に与えられたミッションはアイスのオートメーション機を共同開発することでした。その後、安定して多くのアイスを作れるようになり、弊社が国産のバータイプアイスの機械化に成功したことは日本のアイス業界における歴史の1ページに刻まれたことかと思います。その後、ヒット商品である「ブラックモンブラン」をきっかけにアイスの会社としての認知度は一気に高まり、現在も九州を中心に多くの方からの支持を獲得しております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社の強みは長年多くの方に愛され、その認知度を高めてきたブランド力にあります。代表商品の「ブラックモンブラン」を中心とする冷菓部門はもちろんのこと、製菓部門では近年話題のASMRにてカリカリッとした懐かしい食感が持ち味の「フローレット」が取り上げられ、お買い求めくださるお客様が増えております。アイスは夏に一気に売り上げが増加しますが、その反面冬は伸び悩んでしまうという課題を製菓部門でカバーすることで1年を通して安定した収益を得ることができるのも大きな強みです。これからもこの2事業を中心に発展を続け、世代を超えてより多くの方に愛されるお菓子作りを目指してまいります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た佐賀地域の魅力について教えて下さい。
弊社の位置する小城市はのどかな自然風景が広がり、澄んだ水と空気が魅力の地域です。名水の里とも呼ばれており、美味しいお酒を楽しめるだけでなく初夏になると清流の周りにはたくさんの蛍を見ることができます。弊社の工場は田んぼを抜けた小高い土地にありますが、小城市に工場を構えたのもこの水が決め手です。佐賀県としては適度な自然環境と優れたアクセスのバランスが魅力です。国際便もあるため韓国などにも行きやすく、少し車を走らせると九州最大都市ともいえる福岡市が近くにあります。食べ物も美味しく賑やかな雰囲気ではないものの、のんびりと散策するだけでも癒されるため、住む場所として佐賀は知る人ぞ知る魅力がたくさんつまった地域です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社は小さな会社のため部署間の垣根が低く、やりたいことをやりやすい社風が特徴です。そのため、何事も楽しんで取り組むことのできる方に来ていただきたいです。会社としてもせっかく一緒にお仕事ができるのであれば従業員全員に働くことを楽しんでいただきたいと考えているため、さまざまな工夫を凝らしております。さまざまなことに興味を持って楽しみながら仕事ができる方のご応募をお待ちしております。
ひとを知る
代表取締役社長
竹下真由
1981年9月生まれ。小学生の時にTVで見たロボコンに憧れて入学した東京工業大学大学院 社会理工学研究科 経営工学専攻を卒業後、家業に役立つ就職を目的にアクセンチュア株式会社 戦略グループに入社。4年間勤務した後佐賀に戻り、家業を継いだ3児の母。
SDGsへの取り組み
- 【5】男女差別のない仕事内容やキャリア登用を推進しております。
- 【12】製造段階でロスを減らす取り組みを行い、使用後の水はできる限り浄化処理をしてから排水しております。
企業プロフィール
企業名 | 竹下製菓株式会社 |
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所在地 | 〒845-8510 佐賀県小城市小城町池上2500 |
創業年 | 1894年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 竹下真由 |
事業内容 |
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