企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
ビルの一室で着物リメイクの洋服オーダーメイドから始まり、1991年現在のビルを所有、ビルの賃貸業と、主となる着物ドレスブランド「KIMONO文珠庵」を創設しました。2011年に「KIMONO文珠庵」と「emikoのリメイクスクール」の新宿に東京店をオープン。2019年に現在の銀座へ東京店を移転しました。着物ドレスのオンライン販売は自社以外に3箇所のEC店舗を展開、SNSなどにより海外からの注文も売るようになりました。海外からのお客様はメールのやりとりで着物ドレスのオーダーメイドドレスをデザイン、制作しています。2023年に「OMOTENASHI SELECTION」を受賞。2025年大阪・関西万博に着物ドレスの展示販売を自社で出展し着物ドレス試着体験など大変好評をいただきました。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
弊社の製造販売を手がける着物ドレスのアパレルブランド「KIMONO文珠庵」は大阪、東京に拠点を置き、着物生地を使ったフルオーダーやレンタルの着物ドレス・留袖ドレスを手がけるブランドです。設立者でデザイナーの広田江三子が「未来につなげる~KIMONO The Next Chapter~」を掲げ、伝統文化の継承と発展を目指しています。
KIMONO文珠庵の着物ドレスは、伝統的な織り・染め・刺繍の美しさを現代的なドレススタイルで表現し、日本の職人による丁寧な縫製で一点物として仕上げられます。そのこだわりが評価され、2023年に「OMOTENASHI SELECTION」を受賞、2025年大阪・関西万博も出展審査を経て自社出店しました。
同ブランドは着物と洋服の間に着物ドレスの新しいジャンルを確立し、アート性と実用性を兼ね備えた着物ドレスのスタイルを提案。日本国内のみならず海外からもウェディングやパーティー用として着物ドレスの注文を受け、オンラインでのやり取りを通じて世界中へ届けています。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
本社大阪は繊維の街であり船場周辺にはアパレル企業や呉服屋さんが多い街です。近年アパレル業界では化繊の衣類の大量廃棄が問題となっています。弊社では日本の伝統である着物をリメイクし、ウエディングドレスやお洋服、着物ドレスを作っています。普段着物にあまり馴染みのない方にもお洋服や着物ドレスとすることで日本の着物の色や柄、刺繍などを身近に感じていただきたい。お母様やお祖母様が大事にされていた着物、成人式で着用した着物をウエディングドレスに、またそのドレスでお子様の七五三の着物ドレスをと、何代にも渡って大事に丁寧にご着用いただくことでエネルギー問題に貢献できることと思います。また製品については新品の着物地を使用することで伝統工芸や繊維産業の貢献に繋がることと思っております。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
弊社は、伝統と創造が調和する環境の中で、着物の美しさや日本の文化を現代に伝えるものづくりに取り組んでいます。古き良き技術や感性を大切にしながら、新しいデザインやスタイルを生み出すことで、日本文化の新たな可能性を世界へ発信しています。お客様一人ひとりの想いに寄り添い、人生の特別な瞬間を彩る一着を提案できる喜びは格別です。デザイン・接客・企画など幅広い業務を通じて、自分の感性と創造力を存分に発揮しながら成長できる環境が整っています。

ひとを知る

代表取締役
廣田孝博
大学卒業後個人で内装事業を立ち上げウノシヨウビルの内装、ビル管理を担当、2019年有限会社ウノシヨウの社長に就任。
プレスリリース
SDGsへの取り組み
- 【9】着物地でニーズのある洋服や着物ドレスを作ることで伝統工芸などを守り、発展させていきたいと思います。
- 【12】日本の伝統文化である着物はすばらしく、技術や芸術は受け継いでいくべきものですがそれとは相反して着物を着ることはなかなか大変であり機会もない中で着物をドレスとすることで着用機会も増え、実用的に使えるようになります。
- 【15】新たに化繊の洋服をつくり大量に廃棄するアパレルではなく今ある絹の着物を洋服にリメイクすることで限りある資源を大事にします。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社ウノシヨウ |
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所在地 | 〒543-0011 大阪府大阪市天王寺区清水谷町17-6 |
創業年 | 1991年創業 |
代表者 | 代表取締役 廣田孝博 |
事業内容 |
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