企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
東京の外資系企業で働いていた30代前半、これまで培ってきた経験を、沖縄の未来に還元したいという想いを抱きました。それが独立のきっかけです。
沖縄では、歴史的背景や地域性もあり、「組織」や「人事・労務」に対する意識が他地域に比べて低いと感じます。しかし、沖縄が真の経済成長を遂げるには、持続可能な組織づくりと、そこに関わる“人”の力が不可欠です。その現場に深く関与し、伴走できる専門職こそが社会保険労務士であり、その役割にこそ自分の使命があると思いました
「社労士になりたかった」のではありません。沖縄の経済に貢献する手段として、社労士という仕事に行き着いた。それが、私たちグスクードの原点です。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
現在は、人事・労務に関するコンサルティングを軸に、社会保険手続きや給与計算などのBPO業務、人材紹介、助成金活用支援まで幅広く対応しています。特に近年は、人材不足や制度改正といった変化への対応に課題を抱える企業が多く、専門性と実務力の両立が求められる場面が増えています。
私たちは、手続代行だけでなく、経営課題に直結する「人と組織」の整備に深く関わることを強みとしています。今後は、企業の成長ステージや業種ごとの特性に合わせて、より柔軟で実効性の高い支援を展開していきます。人が安心して働ける環境を整えることが、企業の未来と地域の活力につながると信じています。

企業から見た地域の魅力について
御社から見た沖縄地域の魅力について教えてください。
沖縄には、他地域にはない独自の文化と価値観、そして人と人とのつながりを大切にする温かさがあります。形式や効率に偏りすぎず、人間らしい働き方を模索できる土壌があることは、大きな魅力のひとつです。また、アジアに開かれた地理的優位性を持ち、観光やIT、医療・福祉など多様な産業が伸びており、経済的にも大きなポテンシャルを秘めています。
一方で、組織づくりや人材育成といった面では、まだ成長の余地が大きいと感じています。だからこそ、沖縄には“人の力”で変わる余地と、それを支えるやりがいがあります。私たちは、沖縄の企業と人の関係を最適化することで、地域全体の未来を明るくする支援を続けていきます。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
私たちは、人事・労務の専門知識だけでなく、「人の心に寄り添える資質」を大切にしています。経験や資格よりも、人に対して誠実で、物事を自分ごととして捉え、学び続けられる方と一緒に働きたいと考えています。沖縄は、まだ人事・労務の専門家が十分に活躍しきれていないフィールドです。だからこそ、誰かの役に立ちたい、企業や地域の未来を良くしたいという想いを、仕事に活かすチャンスがあります。日々の業務は地道な積み重ねですが、その先に見えるのは「企業が育ち、人が幸せに働く」社会のかたちです。自分の力を、目の前の誰かのため、地域のために役立てたい。そんな想いを持った方の応募を心よりお待ちしています。

ひとを知る
代表社員
渡慶次 佳朗
英国で修士号を取得後、東京の外資系法律事務所に勤務。2013年に沖縄へ拠点を移し、グスクード社会保険労務士事務所を設立。「沖縄の経済発展を人事労務から支える」という理念のもと、300社超の企業を支援。労務の枠にとどまらず、制度設計や人材支援など多面的に企業の課題解決に取り組んでいる。2021年にWAOJE本部理事、2024年には那覇商工会議所青年部会長を務め、地域と世界をつなぐ活動も展開中。
SDGsへの取り組み
- 【1】低賃金で働く非正規労働者の処遇改善やキャリアアップを支援することで、所得格差の是正と生活の安定を後押ししています。
- 【8】人事労務の専門家として、働く人がやりがいを持ち、持続的に成長できる職場づくりを支援しています。
- 【10】公平で納得感のある職場づくりの支援を通して、地域に根差した経済的・社会的な平等の実現を目指しています。
企業プロフィール
企業名 | グスクード社会保険労務士法人 |
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所在地 | 〒900-0004 沖縄県那覇市天久762‐14 クリアスビル3階 |
創業年 | 2013年創業 |
代表者 | 代表社員 渡慶次 佳朗 |
事業内容 |
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WEBサイト | リンクはこちらから |
求人応募ページ | グスクード社会保険労務士法人 採用ページindeed(HRソリューションコンサルタント)indeed(労務プロセススペシャリスト) |
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