企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
株式会社フジモトは1971年に海砂の採取販売事業から歴史をスタートします。1989年には、現在の事業所(岡山市北区下足守936-1他)で、約4haの山林において林地開発許可を取得して真砂土の採取・販売事業を開始し、2000年代はじめに瀬戸内海での海砂の採取に関する法規制が行われてからは事業の軸足を林地開発に絞り、経営を継続してまいりました。
そして2021年の熱海で発生した不適切な盛土を原因とする土石流事故をきっかけに行われた法整備により、私たちが先駆けて取り組んできた安心安全を第一に考える姿勢が業界全体に求められはじめています。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
株式会社フジモトは国内最大規模となる約20haの建設発生土受入地を管理運営し、「適正に」「大量に」「素早く」土砂を受け入れる体制を整えています。長期的かつ安定的な受け入れを可能とし、公共工事や民間工事のスムーズな進行を支援するとともに地域社会と環境の保全に努めております。また、土砂を仮置きして土工期を調整する大規模ストックヤードを整備し、官民の有効利用マッチングも促進中です。さらに防災調整池の設置や場内安全対策を通じて、地域社会と環境への配慮も徹底しております。50年100年かけて木を植えて森を育てるのと同じように私たちは土を正しく循環させ、この山をよりよい姿にすることでいつか地元にお返ししたいと考えています。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た岡山地域の魅力について教えてください。
株式会社フジモトの事業所がある岡山県南部の足守地区は、歴史と自然が調和した魅力的なエリアです。江戸時代の趣を残す町並み保存地区には、白壁の土蔵や古い町家が並び、旧足守藩侍屋敷や近水園など歴史を感じられるスポットがあります。足守川沿いでは四季折々の自然を楽しめ、新鮮な農産物や郷土料理も魅力です。このように足守地区は、穏やかな時間と温かい人々との触れ合いを通して豊かな暮らしを体感できる地域です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
株式会社フジモトは会社も社員も成長し続ける有機体であると考えています。そのため変化を恐れず、新しいことにチャレンジする意欲を持った方を求めております。私たちは柔軟な思考と対応力を大切に、自ら考えて行動する力を重視しています。現状にとらわれず、経営にも主体的に参画し、会社とともに成長しながら社会に貢献したいという方に来ていただきたいです。ともに柔軟性を武器に、常に進化する組織を目指していきましょう。変化を受け入れ、自分自身も成長させたい方のご応募をお待ちしております。
ひとを知る
代表取締役
藤原裕士
倉敷商業高等学校を卒業後、地元食品卸会社に入社。その後、大手情報会社で営業職を務める。結婚を機に妻の実家の家業に参画し、2005年に代表取締役に就任。創業以来の主力事業であった海砂採取販売は、2000年代の法規制強化により縮小を余儀なくされるも、業界の常識に囚われない発想で事業転換を推進。建設発生土の受入れ地として、日本一の規模を誇る施設を実現し、地域の持続可能性に貢献している。
SDGsへの取り組み
- 【3】地域の清掃活動への参加や各種イベントへの協賛など、地域の自治体・コミュニティの活性化に取り組みます。また、教育機関への寄付などにより、次世代を担う人材育成に貢献してまいります。
- 【11】誠実な業務遂行および行政との連携により『建設残土の不適切処理ゼロ』を実現し、安心安全な街づくりに貢献します。
- 【15】真砂土を搬出し、建設残土を受入れリサイクルする循環型事業を目指しています。また建設残土受入れ後の植樹活動を継続することで、環境保全に努めます。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社フジモト |
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所在地 | 〒700-0904 岡山県岡山市北区柳町二丁目10−25 |
創業年 | 1971年創業 |
代表者 | 代表取締役 藤原裕士 |
事業内容 |
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