企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
名古屋にてゼロ戦(零式艦上戦闘機)を製造していた創業者が終戦をきっかけに地元長野に戻り、1945年11月10日に創業したのが株式会社エクセルです。創業当時はゼロ戦をつくる技術を活かして屋根板金を行い、家の屋根を葺いたり、学校のストーブの煙突を建てたりしておりました。その後高度経済成長に入り、ステンレス加工など地域の方々から寄せられた幅広いご要望にお応えすることで技術を磨き、特注金属加工をメインに商業店舗から建築へと主力製品をシフトいたしました。2008年にはホームページを作成し、現在はWEBを通じて全国からのお困りごとの解決や製品の製造依頼を受け付けております。さらに2021年には、全国からのお客様のお困りごとを解決する製品を商品化し、ECサイトをオープンいたしました。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
ヒアリングを通してお客様のご要望を、プロの目線から強度や機能面、コスト面などを考慮したうえで提案できることが弊社の強みです。特に、既製品や大手企業では難しい、手作業による特注加工の一品物の製造が得意です。特注は選択肢が多いことから迷われる方も多いですが、今までの実績からお客様にとっての最適解を提案できると自負しております。WEBサイト経由で届いたメールをもとに、スケッチでお客様のご要望を拾い上げてイメージを擦りあわせながら形にしていきます。この遠隔でのヒアリングは丁寧かつ最短で洗練された対応であるとして、10年間の実績において高い評価をいただいております。さらに、過去にいただいたご要望をもとにHPは都度ブラッシュアップを行い、過去の事例を見ながら依頼できるページづくりを心がけております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た長野地域の魅力について教えて下さい。
長野県は南北に長く、多種多様な地域から構成されていることから同じ県でも場所によって異なる産業文化が根付いていることが大きな特徴です。また自然に恵まれており、高くそびえる雄大な山々とそこを縫うように走る河川は壮大で、四季折々の景色と温泉はいつも人の心を和ませてくれます。善光寺や戸隠などの観光スポットもおすすめです。弊社がある長野市の人口はおよそ40万人弱で、都市部からであれば車で30分以内で冬季オリンピックが行われた高原にも行くことができます。古くから交通の要所としても注目されており、武田信玄と上杉謙信による川中島の合戦が行われたこの地域は新幹線も止まり、高速道路も整備されていることから首都圏・名古屋へのアクセスも良好です。このように自然と都市のバランスが良く、住みやすさを兼ね備えた地域に住んでいるからか、心やさしく穏やかな方が多いようにも感じます。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社では明るさと素直さを非常に重視しております。そして健康に気を配り、日々の業務を怠ることなく続けられるような信頼できる方に来ていただきたいです。ここでの明るさとは饒舌であるというわけではなく、さまざまなことに興味を持ち、周囲を幸せにしたいと前向きに考えることができるキラキラとした目をお持ちの方のことです。素直さとはただ言われたとおりにやるのではなく、真っ直ぐな考え方や意識を指しております。また弊社では、能力よりも価値観や考え方を共有できることを重視しているため、採用されたあかつきには弊社での仕事を通して周囲に良い影響を与えられるような方になってほしいと願っております。
ひとを知る
代表取締役
滝澤幸広
新卒で通信系の会社に就職し、その後さまざまなバイト経験を重ね、1997年に現在の株式会社エクセルに入社。現場で朝から晩まで製造に携わり、職人としての腕を磨く。その際感じた「なぜこんなに働いているのに儲からないのか」という憤りをもとに、2011年の社長就任後は現場従業員の環境改善に向けて、試行錯誤を繰り返す。現在も職人の地位向上を目指して奮闘中。
SDGsへの取り組み
- 【8】作業工程見直しを推進し、時間当たりの提供サービスの生産性を向上させます。
- 【12】製品づくりにおいて、仕損や材料屑を減らし原材料を最大限に活用することで廃棄物の削減に貢献します。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社エクセル |
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所在地 | 〒381-0022 長野県長野市大豆島上之島3397-13 |
創業年 | 1945年創業 |
代表者 | 代表取締役 滝澤幸広 |
事業内容 |
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