企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
株式会社トーチクは、1964年7月に「東北畜産食品」として仙台市で創業しました。1997年に現社名へ改称し、卸町に新社屋を構えて本格的な食肉卸売を展開。以来、仙台名物牛たんや仙台牛の卸売を軸に、ジャパンX豚・森林どりといった高品質食肉も取り扱い、2000年代には自社加工品や牛たんしぐれ煮などの新商品を積極的に展開してきました。近年はJFS‑B規格Ver.3.0取得や宮城大学との共同研究、地元水産資源(ホヤ)を活かした商品化など、品質・安全管理とSDGs意識の両立にも注力しています。
創業以来「安心・安全・信頼」の軸を堅持しながら、地域と共に歩み続ける姿勢が現在の礎です。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
当社の強みは、職人の技とマーケットリサーチに基づくもので、新商品開発力、自社加工の卸売モデルや多様な食肉ラインナップ(牛・豚・鶏)にあります。また、JFS B規格Ver.3.0など認証取得により品質における安全を担保し、宮城大学との産学・産業連携や地元醸造業者のホヤエキスを活用した牛たんなど次世代の食材開発にも積極的です。今後は自社ブランド「仙臺古伝」を全国展開し、2025年には販売先企業を500社まで拡大を目指し、北海道から九州まで、宮城No.1の食肉卸として地域の「食文化」をリードし、100年企業を目指します。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
当社は「地元・宮城」の食文化を活かし、地方創生とSDGsに貢献しています。地元資源の未利用水産物(ホヤ、タコ、サメなど)を食材として再評価し、牛たんへの応用を通じて廃棄抑制と地域産業振興を同時に実現。さらに、JFS-B規格取得やHACCP認証により食品安全と管理面の向上、大規模な卸売ルートを通じて地産品を全国へ拡げ、地方の生産者支援にも繋がっています。また、産学連携や地元大学との共同研究で若年層の地元就業を促し、地域の雇用創出にも寄与。環境配慮と地域活性化を両立させる企業として、宮城の食を核に未来志向の地方創生に貢献し続けています。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
当社で働く魅力は、職人の高い技術力と自由な発想を重視する社風、社内の風通しの良さ、そして新商品開発に携われるチャンスにあります。研修プログラムやOJTで未経験者も安心して高いスキルが習得でき、全国出張による食文化体験も楽しみのひとつです。福利厚生や休暇制度が充実し、社員割引・イベント観戦などもあり、働きやすく長く続けやすい環境が整っています。弊社が求めるの人物像は、自ら考え行動し、失敗を恐れず挑戦し続けられる人。地域連携や品質向上に情熱を持ち、夢と目標を追い求める"信念"のある人材がぴったりです。

ひとを知る
専務取締役
菊池茂樹
これまで食品会社5社を渡る。研究開発業務・品質管理業務・生産工場長及び事業本部長を経験。特にHACCP関連では、国や民間の認証を得て、製造品質の向上に努めてきた。トーチクでは地域企業や地元大学との絆を深め、特産品を活かして地域の活性化を図り、また、付加価値を高めた新しい商品の開発を進め、宮城から全国へ広げる活動をすると同時に従業員の満足度をさらに高めたいと考えている。
SDGsへの取り組み
- 【7】省エネ設備の導入や冷蔵機器の高効率化でエネルギー使用量を削減。
- 【12】地元水産資源(ホヤなど未利用魚介)の有効活用によって食品ロス削減と資源循環を推進。
- 【13】サステナブルな食材調達と廃棄物抑制、JFS-B規格による持続可能な生産管理体制の確立を通じて、気候変動への企業責任を果たす。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社トーチク |
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所在地 | 〒984-0015 宮城県仙台市若林区卸町1丁目5番11 |
創業年 | 1964年創業 |
代表者 | 代表取締役 鈴木良夫 |
事業内容 |
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