企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
昭和10年に干物・塩辛・蒲鉾などを製造する水産加工業として創業。その後、大手量販店向けに商品を展開。やがて200海里問題で原材料が高騰してきた中で、東北自動車道も延伸し、日本三景松島に向けバス旅行が流行ってきた。それを見て2代目の時にドライブイン事業に方向転換すべく観光施設を建て観光客誘致していく。震災を経て地域との結びつきを大切にすべきと思い立ち3代目の時に地元の販売先を増やす外販事業を拡げる。その後、4代目の武田武士の時にコロナ禍を経てより地域コラボを加速し様々な商品開発を展開し、新たな販路拡大し続けている。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
経営理念「私たちはもう一度逢いたくなる感動のものづくりをします」を基にスタッフ一同、お客様にお喜びいただける事を働き甲斐として一丸となり取り組んでおります。商品は、伝統の石臼製法で厳選された洋上すり身を使用し、地酒「浦霞」を練りこみ、風味豊かな味わいをお楽しみいただけます。その中、地域コラボを得意としており、業界初の笹かまの缶詰「canささ笹かまアヒージョ」を開発。缶詰は、クジラの缶詰等で有名な木の屋石巻水産様、味の監修は秋保ワイナリー様にお願いして白ワインに合うように仕上げております。また、代表の武田自身がMBAを取得しており、ロジックと閃きの両方を大切にして日々物事に取り組んでおります。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
企業は地元の公共物と考えております。その中で、弊社の仕事を通して働く喜びを感じていただければ嬉しく思います。それを実現するためには、地域の様々な官民連携を考え、皆で考え、それぞれのリソースを持ち寄って新たな価値を創造していく事が大事だと考えます。様々な立場の人が関わる事でそこに利益や働き甲斐が生まれ、物心両面の幸福が訪れるものと確信しております。また、そういった場面に携わる社内外の人財が成長して行く事でまた新たなステージで地方創生に役立つパイを増やしていける事になるのではないでしょうか。そんな未来の一助に私どもが関われれば大変光栄な事だと考えております。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
新卒はその年によりますが、中途採用については適宜募集しております。今後、必要と考えているのがマーケティング感覚を持っている営業マンになります。具体的には、弊社事業の中の外販事業で展示商談会に出展したり、そのフォロー及び自社の観光施設に観光客を誘致する営業。主に県外の旅行代理店にアプローチしていく事を経営戦略・マーケティングの思考を持った上で営業展開出来る人が弊社の求める理想像です。その中で、ある程度は権限と役割を与え、自分の考えを形に出来るところが魅力の一つです。また、お客様に喜んでいただける接客スタッフは随時募集しております。是非、一緒にお客様の感動のサービスを提供していきましょう。

ひとを知る

代表取締役社長
武田武士
高校を卒業後、事務機屋に就職しコピー機のセールスマンに7年従事。男3人兄弟の末っ子なので継ぐつもりは無かったが、理由があり実家を手伝う事になり結果として社長に就任。宮城県中小企業家同友会やグロービス経営大学院での学びを活かし地域コラボ商品を次々に開発している。また、観光バスを誘致するドライブイン事業も展開しており各大手旅行代理店の協力会の会長や役員なども歴任。
SDGsへの取り組み
- 【8】地元の官民連携を推進していく中で価値創造し、幅広い視野が持ち様々な立場の方と関わる事を実行している。
- 【14】缶詰や急速冷凍等の商品開発が出来る事により、賞味期限が長くなり、廃棄ロス改善に繋げている。
- 【17】1社完結ではなく、複数社・団体を絡める事で新たな価値創造をし続けている。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社武田の笹かまぼこ |
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所在地 | 〒985-0016 宮城県塩竈市港町2-15-31 |
創業年 | 1935年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 武田武士 |
事業内容 |
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