企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は、元々百貨店の装飾担当をしていた祖父の叔父が独立し開業しました。それを祖父が受け継ぎ今の業務形態の原型を創りました。昔はトラックも高価だったので人力車で荷物の運搬をしていたようです。いい時期もあれば大変な時期もあり、阪神大震災の際には、一時社員を解雇して再雇用する形もとりました。
地元神戸の多くのお客様に支えられながら、伝統を継承しつつ、弊社ならではの強みを作り上げ、新規顧客の開拓に成功しながら、創業60周年を迎えることができました。62期目となる今年も地元をはじめ、全国のお客様のお役に立てることを第一に「先義後利」の精神で日々精進していきたいと思っています。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
ディスプレイとは?ディスプレイと聞いてすぐにイメージしにくいのがこの業界の難点です。 それを少しでも皆さんにイメージして頂きやすくする。これが私ども、そして業界の目指すところです。コロナ渦では一時、イベントがかなりの割合で中止、キャンセルという状況になり、売り上げも激減しました。
それでも従業員は一人も解雇せず、減給もせず邁進してまいりました。ディスプレイの枠を超えて今後は木工作ができるという武器を生かし、イベントの企画、新たな木工機械を取り入れた家具のデザイン、製作など、多岐に渡って事業を拡大して行きたいと思っております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た兵庫地域の魅力について教えて下さい。
「どこから来られたんですか?」という問いに「神戸から来ました」とついつい答えてしまいます。「兵庫県からです」が正解なのですが、、、先方にもその方が伝わったりします。全国的にも「神戸」というブランドが知れ渡っている事に誇りを感じます。海と山が近くにあり、遊びやすいし、出かけやすいし、買い物もしやすい。住むには抜群の土地かと思います。
ずっと住んでいるので余計にそう思うのかも知れませんが、本当に素晴らしい街なんです。弊社も神戸で生まれ、神戸のお客様にかわいがられながら今まで成長してきました。ずっとこの街で成長し続けていきたい・・・そう思える街です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
一般的に、わざわざ「ディスプレイ」と検索して仕事を探す人ってなかなか居ないんです。木工大工と言っても、家を建てるような大工さんでもありません。イベントって数日間で、短ければ数時間で終了し、すぐ解体して元の何もない状態に戻すんです。何日もかけて一生懸命準備してもう終わり、、、その時は毎回少し寂しいですが、また新たな場所で新たな形で生まれ変わる楽しさも魅力の一つです。
未経験でも構いません。中途社員はほぼ業界未経験です。もし、興味があるならば、ディスプレイという物をどんどん見てください。華やかで儚いディスプレイ、それを支える裏方のスペシャリストになりたい方は是非!!
ひとを知る
代表取締役
小田 和典
神戸学院大学経済学部卒業。夜間のデザイン学校に通いながら、祖父の叔父から始まった家業でもある株式会社さくら工芸社に就職。デパートをはじめ多くの企業との事業に携わり、4代目として代表取締役に就任。今もなお、多くの顧客からの信頼を得ながら現場にも出ており、現場主義を大切にしている。昨年度創業60年を迎えた。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社さくら工芸社 |
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所在地 | 〒651-0093 兵庫県神戸市中央区二宮町1丁目14-14 |
創業年 | 1953年創業 |
代表者 | 代表取締役 小田 和典 |
事業内容 |
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