企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
1946年に創業し、神戸阪神間を中心とした総合建設業として、民間工事を中心に発展してきました。1980年代からは分譲住宅やマンションを開発する不動産開発事業も手がけています。
1995年1月の阪神淡路大震災では周辺地域に大きな被害が出ましたが、社員一丸となって乗り切り、翌1996年には新社屋を完成させました。
2019年の2つのコンペを経て、神戸市兵庫区の廃校になった湊山小学校の跡地利活用事業「Nature Studio(ネイチャースタジオ)」と、神戸市役所に隣接する都市公園である東遊園地の拠点施設「アーバンピクニック」の企画運営事業の2つの事業を、2022年にオープンさせる予定です。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
あらゆる仕事の中心に人がいます。そして、仕事を通して社会に貢献するためには、関わる人が成長することが欠かせません。
当社はスタッフが成長をし続けることができるように、社内の研修制度を充実させてきました。また、ベクトルを共有するために経営計画書を活用しています。
若手や女性スタッフが多いのも当社の特色であり、祖業である総合建設業から企画力が求められる不動産開発まで、広範囲にわたる業務を多様な人材が支えています。
75年にわたる総合建設業を通して築いてきた経験と地域のつながりに、新分野に挑戦するための新しい人材や知見を加えることによって、当社はこれからも社業をもって社会に役立ちたいと願っています。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た兵庫地域の魅力について教えて下さい。
神戸の魅力は、都市と自然の両方を楽しむことができる市民のライフスタイルです。
都心に迫るほどの六甲山系の緑、近郊から届く食材を活かした豊かな食文化、コンパクトに楽しめる異国情緒を留めた都心、港から海外の人びとと文化を受け入れてきた大らかな市民性など、詳細に挙げれば多様な魅力を切り取ることができます。
この魅力を高め、より広く発信するために、行政や大企業に任せきりにするのではなく、自ら行動する市民が増えていることを実感しています。リモートワークやノマドスタイルの働きかたなど、住むまちをまず選び、そのまちで働く自由が広がってきた今こそ、神戸の魅力をあらためて伝えていく必要があると感じています。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
神戸市内に本社があり、神戸のまちづくりに貢献してきましたので、神戸が好きな方に応募していただきたいと思います。
ここ最近では、時代の変化は早くまた多様化しているため、学び柔軟に対応することが必要です。成長するために何をすべきかを自分で考え積極的に行動できる方と一緒に働きたいと思っています。
弊社は総合建設業です。建物・まちづくりに興味のある方、建築の勉強をされた方のご応募もお待ちしております。
ひとを知る
代表取締役社長
村上 豪英
学生時代に生態学を学び、卒業後はシンクタンクに勤務。2000年に株式会社村上工務店に入社後、2012年に代表取締役社長に就任。2011年に神戸モトマチ大学をはじめて以来、公共空間活用に取り組んできた。2015年より神戸都心の公園、東遊園地の社会実験アーバンピクニックを主催。2022年以降はこの公園内にて拠点施設を運営するとともに、小学校跡地活用プロジェクト「Nature Studio」も運営する。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社村上工務店 |
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所在地 | 〒652-0815 兵庫県神戸市兵庫区三川口町2-4-8 |
創業年 | 1946年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 村上 豪英 |
事業内容 |
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