企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社のルーツは1965年上田氏が大東市に立ち上げた「中華料理丸正」です。そこで祖父が教わり父親を経て、私の代へと受け継がれました。その後、中華料理店から餃子のみに集中した専門店へと姿を変えますが、丸正の餃子を守るために商標を取得した矢先の2014年に、同じルーツの別会社が弊社の商標取得を売名行為であるとして訴訟を起こします。係争中を理由に大半の百貨店との取引が中止になるなどのトラブルもありましたが、地元百貨店様がこうしたなかでも弊社と継続して取引をしてくださったことは今でも恩義に感じております。その後和解成立し、弊社ルーツの正当性が認められ「中華丸正」の屋号での営業が可能になりました。これを機により一層創業店への敬意を表しルーツを明確にすること、そして地元企業様とのつながりの大切さを再確認しました。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社は門真本店のセントラルキッチンを軸に、百貨店・駅ナカにてテイクアウト専門店を展開し、百貨店催事も地元京阪百貨店様を中心に出店しております。ネット通販では特色を出すために、「金太郎餃子」という商品名で代々受け継いできた餃子を販売しております。そのほか「中華丸正」とは別ブランドの「龍の餃子」を立ち上げ、豊中市に店舗を展開中です。ここでは伝統の餃子だけでなく新しい餃子の試作・販売を行い、大規模イベントなどにも新作餃子を引っ提げて出店しております。今後は弊社の餃子を全国に広めるべく、若い社員の意見も積極的に取り入れながら餃子の卸売事業(現在スーパーや東京の中華料理店に提供中)やネット通販の強化を行っていきます。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た河内地域の魅力について教えて下さい。
門真市はこの地域で生まれ育ち、そしてこの地で家庭を築く方が多い地域のように感じます。親から子へ、そしてその子が親になり、また子へ。そのように受け継がれて、今日まで弊社が存続できているのだと思います。これからも代々受け継いで多くの方に食べていただけるような餃子を作り続けることが弊社の使命です。そして最近では、この地域(門真市・大東市など)に新しい施設やマンションが多く建設されており、新しくこの土地に生活の基盤を置く方も増えております。そのような方々にもぜひ弊社の餃子を食べていただき、この餃子とともに人生を歩んで欲しいという想いを胸に、今日も餃子を包みます。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
創業50年を間近に控え、弊社は世代交代の時期を迎えております。コツコツと丁寧に餃子をつくることはもちろんのこと、餃子の枠にとらわれない商品企画・販売方法・SNSの活用など若手社員主導で動いております。自分の企画した商品が翌月には店頭で販売できる、といった中小企業ならではのスピーディーさが魅力です。そのため「思考力」と「実行力」を持ち、常にお客様の目線に立ったうえで店舗運営に関わる全てのことを「自分事」として考えられる謙虚さ・誠実さがある方を求めております。
ひとを知る
代表取締役
龍信也
近畿大学卒業後、株式会社ベルシステム24に入社。その後CSKグループ会社を経て、2007年に父親が経営する株式会社丸正に入社。同年代表取締役に就任。代々受け継いだ餃子の商品力と前職・前々職で培った営業力を活かし、様々なフードテーマーパーク・百貨店への出店を果たす。北河内の「おいしい餃子」を全国に広めるべく、卸売・ネット通販など強化中。さらに受け継いだ餃子だけにこだわらず、新しい餃子を創造していく別ブランド「龍の餃子」も立ち上げている。
SDGsへの取り組み
- 【8】若手社員に権限を与え、やる気さえあればどんどん自分の考えを反映でき、やりがいを感じられる社風づくりで経済成長に寄与します。
- 【12】大量生産せず食品ロスを最小限に抑え、国産野菜を使ったこだわりの手作り餃子を製造・販売しております。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社丸正 |
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所在地 | 〒571-0039 大阪府門真市速見町5-5 |
創業年 | 1977年創業 |
代表者 | 代表取締役 龍信也 |
事業内容 |
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