企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
創業当時は少人数で木造一戸建物件をメインに施工し実績を積みました。その実績が認められ、多方面から数々の表彰をいただき徐々に事業を拡大してきました。職人の人数も増え、大型物件の依頼も多くいただけるようになり、今では大型木造耐火物件を何棟も同時に施工することが可能です。また、資格取得を推進するなど、かねてから若手育成には力を入れてきました。その若手が現在では番頭として育ち、外国人実習生の受け入れも積極的に行うなど、次の若手の活躍が期待できる組織として成長しております。社長自身が自治会長を務めるなど、地域貢献にも尽力しており、「ありがとうの心を軸に、ありがとうの心を広める」という活動を推進しております。地域貢献に携わることで、人間力を培い、仕事に活かすことを大切にしております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社は創業30年で培った繋がりや、多くの外国人実習生の育成に携わった実績などから多くの人材を集約することができ、かなりの大型木造物件を複数同時に施工できるという他社には真似のできない強みがあります。また、資格取得を推進してきたため、若手番頭が多くの資格を取得しており、大阪府から「なにわの名工若葉賞」という表彰をいただきました。国家試験の検定委員としても活躍し、会社として推進した次世代の技術者育成や独立支援事業などの取り組みが認められ、経営革新計画達成企業として大阪府より認定をいただくことができました。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た河内地域の魅力について教えて下さい。
東大阪市は古くからものづくりのまちとして国内でも知られており、活気に満ち溢れております。賑やかで人間味に溢れ、地域の方たちも大阪人ならではのノリで楽しく接することができます。近隣には近畿大学もあり、学生や商店なども多く、下町情緒のある賑やかさがあります。交通面でも非常に利便性が高く、府内の幹線道路はもちろん、鉄道でも新大阪や難波など、都心へのアクセスも良好で、暮らしやすい地域です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
大工という仕事を生涯続けていけるような方と一緒に働きたいと考えます。もちろん大工という職が好きで、憧れがある方は大歓迎です。最も大切にしたいのは、目先のお金で大工としての仕事を労働として捉えるのではなく、自分の人生と捉えられることです。生涯働くうえで、大工という仕事が労働ではなく、人生や趣味、生涯を通して取り組める好きなことと思うことができれば、これ以上に幸せな人生はないと考えるからです。私は大工という仕事は、そうなることのできる仕事だと確信しております。社長の私自身が「もう一度生まれ変わっても大工になりたい!」と思っておりますので、同じように社員全員に幸せになってほしいと考えております。
ひとを知る
代表取締役社長
守安優善
高校卒業後、幼少からの夢だった大工を志し、建築の訓練学校へ進学。その後師匠の下で丁稚奉公として経験を積み、1993年に創業、1996年に1級建築大工技能士の国家試験に合格しモリヤス工務店を設立。着々と実績を積み重ね、大阪府より「なにわの名工 優秀技能者」として認定を受ける。また、(一社)日本建築大工技能士会からも大匠棟梁として認定され、現在は理事として国家試験の検定委員も務め、後進の移動育成にも尽力している。
SDGsへの取り組み
- 【4】【9】【11】【12】外国人実習生を積極的に受け入れ、技術習得を支援いたします。資格取得も支援しており、日本人社員と同じように職業訓練を行いながら、伝統技術を継承しております。
- 【5】【8】【16】性別に関係なく、大工という仕事を熟練すれば、まさに仕事が趣味であり生きがいとなります。生き方として楽しみながら技術を熟練させることにより、経済成長にもつながります。
- 【10】【17】水準より低い所得となる傾向にある他国の実習生を受け入れ、ともに作業をして同じ目的を達成することが、人や国の不平等をなくすことにつながっている。
企業プロフィール
企業名 | 有限会社モリヤス工務店 |
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所在地 | 〒577-0836 大阪府東大阪市渋川町3丁目1番33号 |
創業年 | 1993年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 守安優善 |
事業内容 |
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