企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
1980年の創業以来、地元の方々とともに精密部品の組立を行っておりました。しかし、バブル経済の崩壊に伴い、大手企業が岩手県から撤退してしまったことが大きな痛手となります。その際、弊社の斡旋する組立という事業だけでは存続は難しいと考え、新たに設計・開発の分野への取り組みを始めました。一時、海外への進出も試みましたが、国内生産に注力することを決断します。現在では地元の岩手県に根を張り、組立と設計の2つに取り組んでおります。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
弊社の事業には、製造と技術の2部門があります。まず、設立当初から続く製造部門では、精密部品を主に取り扱っております。精密部品はたった2mmの部品などもあり、非常に細かい作業も必要です。そのため、製造する環境には特に注意を払います。次に、新たに始まった部門である技術部門では、お客様に寄り添った事業を心がけ、お客様の要望などを詳しく聞きながら機械の設計から製造までを一貫して行います。特に弊社ではFA化に注力しており、FA化がまだ進んでいない企業の方が多い岩手県においては強みといえるのではないでしょうか。これからは、さらにFA化に尽力することで、企業様の技術力を向上させ、岩手県の経済発展にお力添えしていきたいと考えております。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た岩手地域の魅力について教えて下さい。
岩手県の魅力の1つは、工場地帯であることだと思います。特に盛岡市以南の地域では、自動車やICをはじめとする多くの分野における工場があります。大手企業の工場もあり、これから岩手県は工業においてますます重要な拠点となっていくのではないでしょうか。もちろん、弊社にとってもこのことは非常に重要であり、取引先から刺激を受けた技術開発や製造部品の増加など、さらなるステップアップに繋がると考えております。この工場地帯をさらに盛り上げ、岩手県の経済発展に尽くしてまいりたいです。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊社では、総合的に物事を進められる方に応募していただきたいと考えております。弊社の事業は、設計から製造、納品までを一貫して行うため、お客様との密接なやり取りが必須です。そのため、各方面との連携や進捗管理が重要であり、物事を俯瞰し考えられる力が求められます。また、製造業のため、電気やソフト、メカの設計ができる方を歓迎します。近年では電気とソフトの設計が目立っておりますが、弊社ではメカ設計が戦力になると考えております。
ひとを知る
代表取締役社長
小野寺祐治
地元の工業高校を卒業後、関東地方にて電子メーカーの会社に就職。しかし、まだまだ勉強をしたいと考え、夜間大学に入学した。1980年には地元岩手県に戻り、大手時計メーカー企業に再就職。当時世界最大の時計生産数を誇っていた会社の工場現場で働く。1990年に前任の代表が退職し、これをきっかけに担当の事務所が独立。当初は現場の管理を行っていたが、2005年には現場管理に加え経営も担いはじめ、現在は代表として経営に専念している。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社アイソニック |
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所在地 | 〒020-0658 岩手県滝沢市鵜飼清水沢1-78 |
創業年 | 1980年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 小野寺祐治 |
事業内容 |
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