企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊庫は1903年に盛岡の中小零細企業の皆様のために立ち上がった金融機関です。当時地元の金融機関は、農家や商工業者などの一般の方に資金面でのお手伝いを行っていませんでした。この状況を打破し、中小零細企業の皆様の役に立ち世の中を変えるべく創業いたしました。また、産業組合法を一から勉強し、手続きも短期間で進め、全国に先駆けて設立まで漕ぎ着けたのは、創業者の柔軟な発想や熱い情熱・想いがあったからだと感じています。その後、昭和2年の金融恐慌や世界大戦、オイルショック等を地域の皆様と共に乗り越えてきました。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
信用金庫は金融機関ですので、預金・貸出・為替の三大業務はもちろん、加えて個人でも企業でも、お客様の困っている課題・問題の解決も全て私達の仕事です。弊庫で解決できない問題もたくさんございますが、その道の専門家の皆さんと連携して問題解決に努めております。小さいことから大きいことまで、どんなことでも一緒に取り組むことに違いは全くありません。「どんなことでもまず相談」していただく関係性を作っていくことが弊庫にとって何よりも大切なことであり、そのためには地域の人たちとの付き合いが非常に重要です。デジタル化が進む世の中ですが最終的なことは人が関わってきますので、アナログな関係を今でも大事にしています。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た岩手地域の魅力について教えて下さい。
ニューヨークタイムズの「2023年に行くべき52カ所」に盛岡市が選ばれ、国内や今まで多かったアジア圏からの観光客だけではなく、欧米からの観光客も多くいらっしゃるようになりました。これは、盛岡市が自然豊かで近代的な建物と古い建物が上手く調和し、歩いて見て回れるコンパクトシティだからだと考えています。地元の個人経営の喫茶店が数多く存在することや、盛岡市の皆さんが思いやりに溢れていることも魅力のひとつです。弊庫本店の建物もギリシャ風の神殿を連想させる建築で、1927年に竣工され長い歴史を誇ります。また老舗のわんこ蕎麦屋さんや雑貨店等、弊庫の周辺にも歴史を感じることのできるエリアが形成されており、盛岡の魅力のひとつとなっています。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
弊庫の強みは人間力です。そもそも金融機関の商品やサービスに大きな違いはありません。デジタル化も同様です。他行との差別化は役職員一人ひとりの人間力によると思っています。人間力は、訓練すれば誰でも豊かにすることが可能です。人間力育成への取り組みを通して、人間性豊かな職場を目指しています。弊庫では、共に人間力を育み、地域社会の課題解決に取り組む意欲のある人材を求めています。
ひとを知る
理事長
浅沼晃
昭和49年4月に盛岡信用金庫入庫。4店舗の店長(中央支店・本町支店・青山町支店・本店)を歴任後、営業推進部長、常務理事、専務理事を経て、平成30年6月理事長に就任し現在に至る。
SDGsへの取り組み
- 【7】小規模分散型の木質バイオマスを使った地域熱供給を行う事業者を支援するなど、再生可能エネルギーの利活用を通じて地域経済の発展を支えています。
- 【8】役職員は、自分自身が成長することによって地域社会の役に立つ人間になり、自分の存在感を高めています。
- 【11】再生可能エネルギーの利活用にとどまらず、地域の資源を使って新たな産業を興し、化石燃料代として地域外に流出していたお金を地域内で循環させる循環型社会の形成をめざしています。
企業プロフィール
企業名 | 盛岡信用金庫 |
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所在地 | 〒020-0871 岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目4-6 |
創業年 | 1903年創業 |
代表者 | 理事長 浅沼晃 |
事業内容 |
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