企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えて下さい。
弊社は1959年に創業いたしました。高度経済成長期を迎え、プラスチック素材の汎用性が評価され市場が拡大傾向にあったことから生産量は増加し、1963年に現住所の神戸市東灘区に移転。弊社の主力製品の1つである浣腸・痔疾用軟膏容器の生産を開始し、現在ドラッグストアで販売される一般用浣腸容器は40%以上のシェアを誇ります。1985年には神崎郡市川町に工場を新設し、カメラ検査・多軸ロボットなどを導入することで自動化・省力化を実現しました。2016年にケィ・マックグループに加わり、豊富な設備(ブロー成形機:単層32台・多層8台、射出成形機:4台)を武器に、現在もブロー成形のニッチトップとして成長を続けております。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えて下さい。
大興化成は、プラスチック製品製造業として65年間培った技術とノウハウで開発・試作から量産までを全て自社で対応し、製造拠点である県内の2工場では成形機44台が24時間稼働しております。これにより医薬品容器・家電・自動車部品をはじめ多層成形技術を駆使し、機能性樹脂を用いた食品・農薬・化粧品容器など、業界・用途にとらわれない多種多様な製品の制作が可能です。特に一般用浣腸容器・医療用廃液バッグの国内供給数はトップシェアを誇り、ニッチトップ企業として認知されております。また、作業工程の自動化・省力化や環境対応にも積極的に取り組んでおり、「断らない体制」をモットーにお客様の困りごとや課題解決に全力で取り組んでおります。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た兵庫地域の魅力について教えて下さい。
本社がある神戸市は、気候の変動が少なく、高速道路や港湾が近くにあるため物流が安定しております。また、空港や新幹線の駅が近く、遠方へのアクセスも容易です。神戸市を含む阪神工業地帯の生産額は中京工業地帯に次ぐ第2位ですが、事業所数は日本一を誇ります。兵庫県は多くの地場産業があり、全国トップシェアの清酒・手延べ素麺・鞄などはニッチトップでもあります。そして神戸市は大都市・大阪という括りから外れることで、メイドイン兵庫として全国のお客様から見てもまだまだ差別化できると考えております。ニッチトップ企業であることが存在価値である大興化成にとって、兵庫の企業であることはニッチトップを磨き上げるために重要な要素です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えて下さい。
『大興化成の新5S(整理・整頓・清掃・仕組み・幸せ)』に取り組み、私たちが感謝される仕組みを作ることで共に成長できる仲間を求めております。そして経験の有無問わず、自ら考え、学び、行動することで強い組織を作り、お客様のお困りごとに真摯に向き合える方を歓迎します。コツコツと技術を学び同僚と情報を共有できるものづくりがお好きな方や、周囲・同僚と共感でき、議論することがお好きな方、仕事に対して前向きにとらえ日々成長・改善が出来る方、このような社員が集まることで家族に自慢できる会社を目指しております。自己成長と企業の発展に貢献できる人材をお待ちしております。我々と一緒にニッチトップな人材になりませんか。
ひとを知る
代表取締役社長
勝村健司
神戸大学大学院経営学研究科を修了。2016年に創業家からケィ・マックグループへの経営承継にともない、代表取締役に就任する。グループ経営理念である「信頼と満足の創出」、そしてビジョンの「グローカル ニッチ トップ企業」を実現するために、ダイレクトブロー成形のニッチトップ企業である大興化成の持続的成長に取り組んでいる。中期経営計画で設定した目標は、社員が自ら考え、自ら行動することで「家族に自慢できる会社にする」こと。
SDGsへの取り組み
- 【4】ブロー成形の知識・技術を習得し、独自のノウハウでプラスチック産業を通じて社会に貢献します。
- 【8】ものづくり企業としてものづくりの楽しさを伝え、自分ごとの仕事と捉えることでやりがいを醸成します。
- 【12】化石資源の使用量を減らすために不良ロスを削減し、リサイクル・脱プラ・減プラの提案に取り組みます。
企業プロフィール
企業名 | 大興化成株式会社 |
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所在地 | 〒658-0041 兵庫県神戸市東灘区住吉南町1丁目12-3 |
創業年 | 1959年創業 |
代表者 | 代表取締役社長 勝村健司 |
事業内容 |
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