企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
丹波の地に代々伝わってきた“なた豆”。2001年に育てる人が減り続ける中で創業し、知人から受け継いだ種で栽培を復活させました。その後独自の研究と試行錯誤で「丹波なた豆茶」の製品化に成功。たちまち人気の商品に成長しました。その後、2006年に有限会社こやま園を設立し、口コミと営業努力により販路を拡大。ベトナム・香港にも現地法人を立ち上げ、世界各地のスーパーマーケットやホテルなどで販売を行っています。創業時に設立した、なた豆の生産者グループ「有機豆本舗丹波」は、現在契約農家47軒を抱える団体に成長し、農薬・化学肥料を一切使わない有機栽培にこだわりながら生産を続けています。
御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
こやま園の強みは、自社圃場にて「なた豆」を有機栽培し、「丹波なた豆茶」へ加工、その販売を自社内で一貫して行うことです。他にも「なた豆」を使用した製茶やサプリメント、ペット商品の展開を行っており、高級スーパーやホテル、自社ECサイトなどで販売しています。さらに海外取引にも注力し、現在は国内取引先300社以上、国外では7か国程で商品の供給を行っています。「なた豆」以外にも丹波黒豆、大納言小豆などを栽培し、料亭などへ作物の出荷やブレンド製茶商品として加工し販売を行っています。
企業から見た地域の魅力について
御社から見た兵庫地域の魅力について教えてください。
兵庫県丹波市は、豊かな自然と伝統文化が息づく魅力的な街です。青々とした山々に囲まれたこの地では、四季折々の美しい風景が楽しめます。特に、春には桜が満開になり、秋には紅葉が彩りを添え、古くからの歴史ある町並みや歴史的建造物も見どころの一つです。そんな丹波市では、地元特産の野菜や果物などの美味しい食材が豊富に育まれており、地元の食材を使った郷土料理やジビエ料理、スイーツも魅力的です。さらに、地元の人々の温かいおもてなしも訪れる人々を魅了します。そんな丹波市は自然と歴史、そして食文化が融合した素晴らしい街です。
企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
こやま園では、積極的に新しい事に取り組める方を求めています。通販事業や実演販売などでお客様と直接お話しする機会も多いため、目先の利益に捉われず、お客様の気持ちになって考えられる方、『大切な人に飲んでほしい』のコンセプトを大切に出来る方、安心安全な商品開発に共感していただける方が嬉しいです。
自社で、なた豆の栽培、加工、販売を一貫して行っているため、農作業や加工業、広報やデザイン、商品開発や販売などチャレンジする気持ちがあれば幅広い仕事ができ、自身の成長に繋がる会社です。
ひとを知る
代表取締役
小山伸洋
代表の小山さんは代々続く農家の10代目。生産者と都会の消費者をインターネットで結びつける方法を考案し、昔から丹波地方で民間薬用に作られてきたなた豆に着目しました。なた豆を通販の野菜セットに加えたところ、反響が良く、製品化。販売を始めました。2001年には生産者グループ「有機豆本舗丹波」を設立、2006年に有限会社こやま園を設立し、大学との共同研究なども行い、本格的になた豆の栽培・なた豆茶の製品化をスタートさせました。
SDGsへの取り組み
- 【9】丹波なた豆茶を通して、ホテルやレストランへの四季折々の地元食材を紹介し、衰退傾向にある農業の新たな再認識や発展に寄与します。
- 【11】なた豆を地元契約農家約47軒で栽培した全量を買い取り、地域の農業振興にも貢献しております。
- 【15】有機農業を通じて環境への負荷を出来る限り低減し、環境や多様性に富む生き物との調和を大切にします。
企業プロフィール
企業名 | 有限会社こやま園 |
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所在地 | 〒669-4141 兵庫県丹波市春日町黒井1972 |
創業年 | 2006年創業 |
代表者 | 代表取締役 小山伸洋 |
事業内容 |
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