企業のこれまでとこれから
御社の創業から現在に至るまでの歴史について、転換点となった出来事を含めて教えてください。
昭和32年に大阪市東区玉造町、現在の中央区玉造で創業。弊社の企業基盤は、昭和39年の東京オリンピックを契機に確立されてまいりました。中興期には、バブル景気を背景に様々な出版物を一括担当し、出版物の総合配送拠点としての役割を担当してまいりました。バブル崩壊後、失われた20年といわれた景気の低迷を受け、この時期に従業員の理解を得て、車両の一元管理、月給制の導入、女性ドライバーの積極採用等様々な改革を実施してまいりました。昨今、ドライバーの長時間労働や人材不足等が社会問題化しておりますが、弊社は、従業員160名(内女性24名)を擁し、残業ゼロ、有給消化率100%を達成し、労働環境整備を進めています。

御社の現在の事業の強み・特徴やこれからの展望について教えてください。
弊社は、創業以来培った「信頼と変革」を基盤に、革新的な物流ソリューションを提供する企業です。「ヨジカン便」や「おまかせルートサービス」などのオーダーメイド型サービスにより新たな市場を開拓し、「Nコンボ便」ではマクドナルド様や学校給食会様との協業を通じ、物流効率化を社会的に実現。さらに「残業ゼロ・有給消化率100%」といった働き方改革を推進し、優秀な人材の定着を実現しています。AIによる配車最適化やリアルタイム車両管理、通信型ドライブレコーダーを導入、物流ソリューションプロバイダーとしてさらなる進化を続けています。

御社が考える地方創生・SDGsについて
御社が考える地方創生・SDGsについて教えてください。
弊社は、「持続可能な社会への貢献」 を企業理念の柱として、SDGsに合致した活動を推進しています。特に、社会問題となっている長時間労働や人材不足に対し、積極的な働き方改革で対応しています。
具体的には、月給制の導入 や 女性ドライバーの積極採用 を通じて、多様な働き方を提案。これにより、従業員が安心して働ける環境を整備し、残業ゼロ、有給消化率100% を達成しました。これはSDGsの目標8 「働きがいも経済成長も」 の実現に貢献するものです。
また、これらの取り組みは、地域の雇用を創出し、安定した物流インフラを維持することで、地方経済の活性化にもつながります。私たちは、企業の社会的責任(CSR)を果たすだけでなく、持続可能な社会の実現に向け、物流の観点から地域社会を支え続けてまいります。

企業が求める人材像について
御社に応募していただきたい人材像について、具体的に教えてください。
永尾運送は「人は、人財なり」を企業理念に掲げ、社員一人ひとりの価値を尊重し、多様な働き方を推進しております。健康経営にも注力し、週1日から勤務可能な制度を整えるなど、安心して長期的に活躍できる職場環境の整備に努めております。求める人物像は、人との出会いを大切にし、業務に誠実かつ情熱を持って取り組める方、さらに困難に対しても前向きに挑戦し、楽しさを見出しながら成長できる方です。今後も社員と共に発展し、地域社会への貢献を果たしてまいります。

ひとを知る

代表取締役
永尾 弘
近畿大学法学部卒業後、1986年、有限会社誠弘運輸の代表取締役に就任し、運送の二次請けから直接荷主との取引に転換し、売上を6億円に拡大。2003年、株式会社永尾運送の代表取締役として、「残業ゼロ」「有給消化率100%」「女性ドライバーの積極採用」などの労働環境改革や、倉庫併設の新社屋建設など、新たなサービス提供を推進している。
SDGsへの取り組み
- 【7】【13】輸送効率の向上により、輸送回数を削減し、CO2排出量の削減にも貢献しています。
- 【8】「残業ゼロ」「有給消化率100%」を達成し、働く時間の適正化とワークライフバランスを向上。月給制を導入することで、安定した収入と働きがいを支えています。 女性ドライバーの積極採用: 性別を問わない雇用機会を提供しています。
- 【9】倉庫の新設や共同輸送を通じて、効率的な物流基盤を構築し、流通改善に貢献しています。
企業プロフィール
企業名 | 株式会社永尾運送 |
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所在地 | 〒566-0053 大阪府摂津市鳥飼野々3丁目30番10号 |
創業年 | 1952年創業 |
代表者 | 代表取締役 永尾 弘 |
事業内容 |
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